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KUNIHIKO MATSUO
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世界一おもろいおっさんとその生き様展
土曜はかみさんの友人の上原さんが遊びに来て、キムチ鍋。ビールにシードル。DVDでマッハ。マッハみながらケーキ。腹一杯で具合が悪くなる。
日曜は、待ってましたデュシャン展。今日行かないとインドに行く前にチャンスがないと思い、久しぶりに遠出。といっても東急がみなとみらいとつながったから近いな。
未だにいわゆるデュシャンいうところの網膜的な作品に対する鑑賞眼を持ち得ない(まあ、いいなあ、きれーだなー、すげーなーとかしかいえない)俺としては、このひとはわかりやすくていい。ジミヘン、キース、ディランに並ぶロックスターだ。
こういうことは、そうとう生きるのが楽な奴か、相当過去に何かあって世の中恨んでいたかどっちかのやつしかできない。やつはあきらかに前者で、生きるのに困ってないやつだし楽天家で、そうなろうとしてそうなれる奴だったんだろう。たまに、そういう人がいるのはしってる。おれみたいに、こんなところに(飯名氏曰く)ネガティブ日記を書き殴っている根暗とは違うんだな。本当の意味で根が明るい奴は、こういう風に何やっても人を引きつけずにいられないんだね。で、デュシャンみたいに本当の意味で、荷物を背負うことを、思想的にやめられる人は、こういうとんでもないことをしでかすんだろう。とんでもない事っていっても、おもろいおっさんが、天然ぼけの芸術家につっこみを入れて「きみ、うまいこというなあ」っていうくらいなもんだな。つっこみ芸人だ。うまいこといって、ほめられるのが、とっても好きな人だったんだろう。
しかし、明るい。俺には徹底的に、底抜けなのうてんきさしか感じられない。自分大好きなんだろうな(笑)ボックスに代表作もミニチュア入れて売って小銭かせぐみたいなせこいことするのもほほえましい。
見る目が変われば、なんでそこまで恨みがあるのか、ともとれるんだろうけど。とれないか?まあ、暇でせっぱ詰まってないから、つい、思いついちゃうんだろうな。人を食ったようなアイデアを。発明家だ。
同じ発明家でも、ケージには、どっちかっていうと、ものすごい怨恨を感じる(笑)
大体、恨みが根っこになってる奴は、理屈をしゃべる傾向がある・・・・。俺だ。
デュシャンに対しては、みんなどんな風におもってんのかわからないけど、俺の少ない知識で見れば、こういう感じです。これ以上でも以下でもない。美術史的にどうとか、ってのにはそれほど興味ない。それが肝なんだろうけど。たかが二百年三百年のスパンのゲームだ。でも俺が自分でやってるときは、もっと狭く、たかが十年二十年スパンの歴史しか考えに入れない、というか、入れられないんだけどね、そこまで解像度高くないから。ぶっちゃけていえば、自分の身の回りにある文脈の中でしか有効性を持ち得ないようなことしか思い浮かばない。そんなものなのかもしれないけど。
で、だだっとみたあと、中華街でめしくって、また横浜美術館へ戻る。今度はネコだ。入り口で出会った黒子猫が、オタクの子になりたいんですけど、としつこかったので、さんざんなやんだあげく、戻って、まだその場で待っていたらうちの子にしてしまおうと思っていたんだけど、見あたらず。こんなさむいのに・・・。がんばって生きろ。次に出会ったときは必ずうちの子にしてあげるね。
来週もデュシャン展にいくつもり。それは、ネコにあいたいためか、デュシャンがみたいからか。
べつに、おもろいおっさんの件は、だだっと見ておなかいっぱいなんだけど。
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