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KUNIHIKO MATSUO
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    (c)2003 MATSUO kunihiko All rights reserved.


               
    Wed, 22 Jun 2005

    Please allow me to introduce myself
    musical バトンだそうだ。カナヤさんから回ってきた。
    不幸のメールのようなものらしい。一人が五人に送るからあっという間に人類の数より多くなる。しかし不幸の手紙が恐怖心をエネルギーに広まるのに比べて、こいつは「どう、俺の音楽の趣味、よくない?」とか「聴いてる音楽からわかると思うけど、俺ってこういうひとなわけ」という気持ち(〜感って表現できないのか?おれ。虚栄心と表現欲求が混じった感じ?)をえさにして広がるウイルスだ。
    で、初対面の人にあって、その人を理解しようとするために、「なにくってんだ?」「何よんでんだ?」と並んでききたい質問が「おまえ、音楽何きいてんだ?」という質問である俺が、自分を理解してもらうために初対面に人間にまずはなすべきことは、「俺はこんな音楽が好きなんだが、なにか?」ということで、つまり・・・めんどくさいな、説明すんの。時間の無駄だ。

    1)Total volume of music files on my computer
    15.16GB

    2) Song playing right now
    何も聴いてない

    3) The last CD I bought
    Alva Noto + Ryuichi Sakamoto - Insen
    marc leclair - musique pour 3 femmes enceintes
    アマゾンで買いました。

    4)Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
    グールドのゴールドベルク変奏曲'81
    理由・・・・?飽きないから。かみさんといて、音楽でもかける?ということになると、これがいつもプレーヤーのそばに置いてあって、面倒だからこれをプレイする。してきた。十年以上。
    五曲?・・・

    5)Five people to whom I'm passing the baton
    面倒だなあ。父と母と妹と弟と妻。

    自己紹介にもなっていないし、虚栄心も満たされていないな(笑)
    しかもロックじゃないし。
    まあ、いいや、何とかバトン関係ない。もし、どなたかが、おまえ音楽何きいてんだ?ときいてきたら、今頭の中の俺ラジオではrolling stonesとmiles davisがライブで交互に演奏しています、と答えます。
    今何も聴いていないけど、ちょうどいまSympathy For The Devilの「ふーふー」が入ってくるあたり。

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    音楽を作る
    肩がこる。頭痛がする。雨だから。
    歳をとって、俗でへたれた日常をおくっていると、季節の移り変わりなんて寒いか暑いかくらいにしか思わなくなるが、微妙な湿度の差なんかが体の調子に如実に反映されたりして、メディカルな季節感。しかし、だるい。健康だ、しかし、だるい。別に鬱病とかそんなではない、はずだ。やる気はあるし、何より、頭の中は間抜けな冗談でいっぱいだ。冗談以外、考える暇もない。これを鬱だというはずがない。しかし、何するのもだるい。だるい、というのは間違っている。嘘をつきました。「めんどくさい」が正解。

    ジャイに頼まれた、っていうか、新作の音はどうするのか?と聴いたら、返事がなかったので、どっちにしろ、何か動きのあるインスタレーションと絡めてライブでぐりぐり演奏しなければいけないんだから、俺が作った方がいいんじゃないか・・・といったら、リハーサル用にとりあえずベーシックなものを早急に送ってくれといわれ、じゃあ、月曜日には・・・と返事したものの・・・できない。
    っつうか、おれ音楽作れないし。もうずいぶんいじっていなかったので、何から手をつけていいのかわからん。どういうきっかけで音楽は作るものなのか?適当に楽器をいじっているところからスタートするのか?ギターでも弾いてみるか。で、変なエフェクト掛けてとりあえず録音するか・・・。ソフトの使い方忘れた。それとも、コンセプトを決めて、プログラムして、出てきた音をさらうのか?そもそも、コンセプトを考える糸口をどこかに忘れてきた、見あたらない。いろんな音を集めて、適当に並べていればできるのか?いい感じにくみあがった音を書き出して、CDに焼き、プレーヤーで再生すれば、できあがり?どの辺がいい感じなんだ?どこでやめればいいんだ。誰が判断するんだ。俺か。俺に判断基準があるか?確かにあるんだろう。けど、それ、でいいのか?運がいいか悪いかだけで音楽ができていくなら、学校いかない学生みたいな暇で好き者が、年がら年中ぽこぽこ音出してれば、たまに傑作ができるんだろう。ぽこぽこ音出してるとお金が入ることを生業としている人とか。でもおじさんはそんなに暇じゃないし、どうもそういう業界の人でもない・・・・。
    そもそもダンスとの関係は?リズム?ケララのリズムとバラタナティヤムの融合?なんだそれ・・・。まあ、いいや・・・。大げさに(非常にありきたりな逡巡で、大げさな話じゃないけど)考えないで、「いい感じ、で、ちょっと"はっ"とする仕掛け」の音を作ろうか。どうやって・・・(笑)
    とにかく、こういう場合、(どういう場合?ってめんどくさいから説明抜き)音楽をバーンっと作って押し出しておかないと、イメージが見えてこない、っていうか、音楽がまんま方向性を示唆する、という状況なんだわな。もちろん、いわゆる楽曲の音だけではなくて舞台上でならされるあらゆる音に関する仕掛け。ダンスみてないし、仕掛けも考えてないし、ステージのイメージもないし、短編三部作だし。まあ、普通のダンス作りのプロセス、っていうことだ。そこから初めて、もっとつっこんで仕掛けを施していく、っていう、別に画期的でも何ともないやりかたな訳で。そういうことだから、職人的に、大人のいい感じ、何度も繰り返して見たい、っていうか、ものとして所有したくなるような感じにできあがればいいわけだ。職人的な仕事。こういうのは、普通にプロがやれば佳作になる。誰も見たことないかもしれないけど歴史的には重要です、みたいな作品ではない。でも、まあ、組み合わせ的には、ユニークだけどね。
    浜中さんとお話をしなくちゃ。すいません、遅れてて、って浜中さんに謝るよりも、ジャイに申し訳ないだろ、遅れてたら。浜中さんに、また名指しで・・・とかいわれるな(笑)。(笑)が多い、ともいわれるな。笑ってごまかすな、と。

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