MATSUO MEMO
   


KUNIHIKO MATSUO
matsuo@cmprocess.com

Calendar
September 2010
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     
   

Categories


Archives


Links

  • CMprocess
  • Subscribe
    Subscribe to a syndicated feed of my weblog, brought to you by the wonders of RSS.

    (c)2003 MATSUO kunihiko All rights reserved.


               
    Sun, 31 Jul 2005

    New Morning
    今、ディランの自伝読了。くらくらする。
    これだけのことをよく覚えていられる物だ。記憶力がいい。いや、想像力なんだろう。小さな事に隠されている大切な意味を、ちゃんと見逃さない。目を大きく開いて、全身ですべてを記憶しているんだろう。
    ディテールに瞬間の生命を感じて、少し引いたところで見ると、生と死と歴史と物語と希望を一度にとらえることができる。ピカソのゲルニカのような歌。
    とにかく、歌うことに真摯な人なのだ。
    いくつかのすてきなエピソード。深夜、ボノがもってきた1ケースのギネスを飲みながら、何年かぶりに書いた詩を自信なさげに(ライターで燃やしてもいい、とまで言う)見せて、ボノが彼ならまとめられるといってダニエルラノアを紹介する(その場で電話する!)。で、できたのが傑作「OH MERCY」(大傑作!大学一年の時だった。ステレオのボリュームをいくら上げても音が耳障りにならず、声が遠くから、しかも耳元でささやくようなインパクトで聞こえることに衝撃を受けた)だったという話。レコーディングでラノアがキレてドブロをぶんまわして暴れる話(笑)。レコーディングのあいまに思いつきで奥さんとハーレーでツーリングにでて、変な土産物屋のじじいと話し込むエピソード。もちろんそんな新しい話だけじゃなくて、ニューヨークに出てきたばっかりでひとんちに泊まり歩いて、本をよみまくった話とか、スーズロトロとであって分かれる話。ロバートジョンソンにショックを受ける話。ガスリーを見舞いに行く話や、彼に未発表の詩を託されたけれど、受け取れなかった話。狂信者たちに追い回されて隠遁生活する話。そんなときに偉い劇作家に劇中歌を頼まれて彼の家を訪問するが、何もすることができない話。そのときに作った歌を集めて、巨大になりすぎて生活を妨げるまでになった自分の影響力を小さくするために中途半端なレコードをいくつか作る話・・・・。
    しかしディランらしいのは、それらが時系列にちゃんと並んでるわけでもなく、話したい話をたんたんとしている。
    これは、まだ第一弾で、後二冊書く契約だと言うから、続きが楽しみだ。こんなに人の自伝を読んでおもしろいなんて思わなかった。

    今日は何曜日だ・・・。日曜日だ。今日はちょっと仕事をしなければ。
    土曜日は、久しぶりにべりべろで朝帰りして、出張に出かけるかみさんと入れ替わりで爆睡。そんなにはねられなかったが、起きても、一日使い物にならず。浜中さんは、この状態でOB会へいったのだろう。超人だ。大物だ。
    金曜の夜はP-houseのオープニング(飴屋法水展のオープニング)へ行ったあと、ちかくのエロ中華料理にながれ、なんだかすごいメンツでなぜか三軒茶屋にまで流れ、そのまま朝まで、ということでした。久しぶりのフルコース(おけちゃんのダンスあり、ということ)。
    ああいうジャングルみたいなところにでると、たまに毒をもった虫とか、新種のウイルスとかいたりするから気をつけなくてはいけないけど、たまにはいいね、緊張感あって。
    最近酒を飲んで反省することが多いようなことをかいてるけど、もちろん、この日も、反省、というか、がっかりです。

    今日は酒も残ってないし、なんか体調もよく、少し眠いくらいなので、ちょっと仕事したら、ビールを買ってきて、ベランダで飲もう。

    聴いた音楽。もちろんディラン。ディランよみながらディランを聞く。本に飽きたら、歌詞カードを読む。歌にぐっときてまた本を読む。の、繰り返しでした。

    ところでfujirockやってるんでしょ?ロックなの?それ?dinosour jrきてるの?primalも?beach boys もいるじゃないですか。行きたかったな。って毎年言ってるけど、一度も行ったことないな。
    ディランがfujirockきたら、行くよ、約束する。

    [category: /misc]   comments |  permanent link | edit

    Thu, 28 Jul 2005

    Shelter From The Storm
    特に書くことはないが・・・・そもそもこれは一行でもいいから、記録のために毎日書こうかなあ・・・・なんつって書き始めた物なので、書いておこう。
    風呂から出た。風が気持ちいい。

    昨日は台風だった、けど直撃は免れた。

    台風対策でベランダのメダカの水槽を部屋に入れた。今朝、がんがんにはれていたので、外に出してやろうと思い、持ち上げてよく見ると、一匹足りない・・・。消えた。

    ノラジョーンズはラヴィシャンカールの娘だったらしい。しらなかった。「みうらじゅんの恩返し」でのみうら氏のうんちく。どおりでインドのリゾートでノラジョーンズがたくさんかかってたわけだ。インドにゆかりがあったのだな。

    オーディオインターフェースがへっぽこなので、新しいのが買いたい。EDIROL FA-66というやつでいいので、誰かください。

    ボブディランの自伝。人の名前がものすごい多い。記憶力がいいのだろう。
    非常にディランらしい自伝、と、非常に菅野ヘッケル氏(ディランの訳詞をしてる方)らしい訳。あまりうまくないけど。

    学生の頃、なんだかわけわかんないけれど、一語一語が異様にかっこいい訳詞にハマり、まねしてわけのわからない詩を書きちらしていた。

    そうだ、たまに、訳詞を見ながら歌を聴いていると、ああ、すげえ、そうか、そういうことだったのか・・・そういうことが言いたかったのか・・・と完全にわかったような気分になり、なんかすごい概念だなあ・・・と超感心、しかし、後でもう一度聞いてみると何いってんのかさっぱりわからず、あのときの悟りはなんだったんだろうと思う。ディランの声のせいだ。たぶん。

    今確認したら、ライナーには、片桐ユズル氏、田川律氏の訳詞が多い。

    [category: /misc]   comments, click here to add the first |  permanent link | edit

    Mon, 25 Jul 2005

    彼らの頭の中と、俺の
    でかい地震があって、恐ろしかったので、テーブルの下にもぐった。首都圏にいた人たちは、みんなが体験したのだな。当たり前だけれど、天災とはそういう物だ。誰にでも影響する。
    いま、月を見ている人が何人くらいいるだろうか、と考えると、途方に暮れる。同時に月を見ている人間と、同時にテレビの画面を通して昼にタモリを見る人間はどっちが多いんだろうか。

    土曜日は、ん?金曜日から書くぞ。おもいだした。金曜の夜は、ルドの誕生日だったので、中野の彼のうちでパーティー。mjuc氏も赤ちゃんを連れてきた。ICCのときはまだおなかの中にいたのに・・・そうか、そんなに時間がたったか。
    ん?俺は昨日、飲み過ぎるじぶんがほとほといやになった、とか何とか書いていたな?それは、ルドのうちで飲み過ぎたんだ。なんだ、書いてあった。
    じゃあ、土曜日。またルドとあった(笑)神楽坂の阿波踊りを松本氏とルドと一緒にみにいったあと、松本氏のうちへいき、鍋をごちそうになる。うまかった。うまくてまた酒を飲んだ。ビール二リットル。ルドは二日続けて、馬鹿な酔っぱらいにつきあうことになった。ご愁傷様。
    松本氏がバンドネオンを弾いてくれた。バンドネオンとチベットのお椀(笑)

    日曜日。今日は、朝飯作って、日曜なのにかみさんは仕事に出かけ、ちょっとだけ・・ちょっとだけのぞいてみようかな・・・とおもってMystIVをいじり始めたら(そう、ちょっとのぞいて、いじるだけ・・のはずだった・・・)止まらなくなり、気がつくと夕方六時。かみさんが帰ってきてバトンタッチしなかったら、あのままやり続けていただろう。それこそ、二〜三日コンビニと部屋の往復だけの生活になってしまいそうだ。ドラクエとmystだけは、どうにもならない。

    ディラン、バッハ、ディラン、バッハ、イーノ、バッハ、ディラン、ケージ位のローテーションでBGM。
    ケージは高橋悠治のソナタとインターリュード。高橋悠治の「高橋悠治|コレクション 1970年代」という本も購入。なんか高橋ブーム。
    しかーし。たぶん、明日、ディランの自伝(!)が届くはずなので、高橋ブーム終わり。
    しばらくは、ディランしか聞かないと思います。
    「ボブディランの頭の中」っつう映画も公開されたらしい。ほぼ日刊イトイ新聞のコンテンツに「じゅんの恩返し」というのがあるんですが(ヘッドフォンで深夜聴くと死にそうになります)「ボブディランに恩返し」の回で、今のディランのひげについてみうら氏が語る下りがあるんですが、全くそう思います(笑)

    で、めしをくって、すこし(あまりにも、ホントに、どうにかしなくてはいけないので)インド新作について考える。非常に、なんというか、だめだな・・・(今、凡庸、と書こうとして背筋が凍り(笑)滝に打たれにでも行こうか・・・と本気で思いました)

    [category: /misc]   comments, click here to add the first |  permanent link | edit

    Sat, 23 Jul 2005

    アルコールの弊害
    いろんな人のブログとやらを眺めてみて、だいたいの物は一行くらい眺めるだけでたいして読まず、さらに、字が小さい、行間が詰まっているなどすれば、瞬時にページを移動している自分に気がつき、二年間これを書いてきて、うすうす気がついていたものの、この日記は読みづらいであろう、誰も読まないであろう、と、納得する。・・・・・馬鹿だ。

    ちょっと、昨日は、飲み過ぎた。いや、飲み過ぎてはいないが、酔った。
    例によって、馬鹿なことをべらべらしゃべりすぎだ。二十年ほど酒を飲み続けてきて、いまだになおらない。どうしてそんなことを繰り返しては反省しているんだろう。酒を飲むと馬鹿になるぞ、気をつけろよ、と、心して飲み始めるのだが、一時間後には、そんなことは忘れていい気分で馬鹿なことをまくし立てている。
    ルドたちに迷惑かけなかっただろうか?心配だ。迷惑はかけてないが、正常な人間とは思われなかっただろう(笑)

    さっき起きてpowerbookをひらいたら、俺はなぜか昨夜ねる前に「ジャガー横田」のホームページを見ていたらしい。画面にジャガー横田の写真がいっぱい・・・。

    「夜のピクニック」を読み終わった。今まで運がよく「たいしたもんだなあ、この作家は」と思う作家の作品しか読んでなかったようで、これに関しては、「あら、fdさdfんmさいおhじおjdsfさいおkhじょjsdf・・・・・・・・まあ、いいのだ、どうでも。とにかく、「歩く会の思い出」とでも題された、生徒会のさえない女の子がフィクションを交えながら卒業文集に寄稿したような感じ(失礼!)ではあったが、プロの書いた小説で、しかも実際に体験していることが題材だとあれば、泣くに決まっている。別に泣く小説じゃないんだけど。あ、「高見」というロック馬鹿のお調子者が出てくるんだが、不本意ながら、たぶん俺はああいうキャラクターとしてみられていたんだろう、と思う。

    歩く会の思い出をメモする。
    三年の時、二年間の経験から、深夜に酒があったらどんなに楽しいだろう、と馬鹿なことを考え、酒を持っていくことに決めた。前夜、というか、深夜、スポーツドリンクのボトルを片手に、おやじの酒コレクションから、どれだったら文句を言われないか決めかねているところ、便所に起きてきたおやじに見つかった。何か言われると思ったが、何をとち狂ったか、おやじは「なんだ?もってくならば・・・これだったらいいぞ」と、なんだか安ウイスキーををどばどば・・・と。もう一本にはおやじは絶対に飲まないだろう白ワインをどばどば・・・。これもってけ、と。
    飲みましたよ。ずっと、ちびちび。しかし・・・・きつかった・・・。酒飲んでそんな距離歩けるわけないじゃんか・・・。でも、水筒からでるのは水ではなくて白ワイン・・・(笑)
    はじめの頃は調子に乗っていい感じで飲んでました。がぶ飲みです。朝から酒になれない高校生が飲んでるんだから、そりゃだめだ。夕方から深夜にかけて、まるで十二指腸潰瘍にかかったような、胃のむかつきを感じてたな・・・。それでも、高校生活でたった三回だけの行事だから、無理に馬鹿にはしゃいでたけど・・・。
    まあ、とにかく、ゴールインしたわけだ。完走して。ゴールインした直後に飲んだインスタントコーヒーの味をよく覚えている。麦茶の味がした。インスタントコーヒーは薄めすぎると、麦茶になる。
    一〜二週間たったある日、担任の五味田先生から呼び出された。何事かと思って、おそるおそる国語教員室にはいると、たくさんおじさんがいた。おじさんたちがいっぱい、と思った。五味田先生は「あのさあ、マツオは歩く会で酒飲んでたという話を聞いたんだけど、本当か?」と周りのおじさんたちにわざと聞こえるように言った。やべえ、とおもったが、「いいえ、っていっておけ」と目で語りかけてきたので、即座に「いいえ」とこたえた。
    「ああ、そうか、酒は持ってきてなかったのか。それならいいや。」ウインクしたように見えた。
    噂になって問題になっていたのか?いたんだろう。そもそも、酔っぱらって異常なテンションだったからばれてるって(笑)
    ゴミちゃん、今更言うけど、ありがとう。っていうか、いいよ、そういうの、青春っぽくて(笑)
    そもそも、うちのおやじは寝ぼけてたのか(笑)酒をスポーツドリンクのボトルにどぼどぼついでるとき、無表情だった。酒はいかんだろ、八十キロ歩くのに・・・。自分でも経験してるはずなのだが・・・。

    しかし、何で、わかっているのにするのか・・・・。二日酔いになって苦しむとわかっていながら飲む。馬鹿なことをまくし立てて、馬鹿だと思われるに違いないとわかっているのに飲む。酒飲んで八十キロ歩けば、胃がもたないのはわかっているのに、飲む。ああ、馬鹿だなあ・・・誰か、助けてください。こんなはずじゃないんですよ。

    今思ったのだが、問題はアルコールにあるのではないのではないか?アルコールを飲むことで表面化する、俺の性根が腐っていることが問題なのではないか?酒を飲んで喉をからしながらまくし立てても、立派な人に見えるような内容のことをまくし立てればいいのだ。よし、酒を飲んでまくし立てる内容が高尚なことになるように、日々精進しよう。立派な男になるのだ。

    ちなみに、足の裏にガムテープを貼るとまめができないし疲れない、という先輩から伝わるtipsを聞いて、貼って歩いた。どうだったっけ?テーピングでいいような気もするが、でも、あのつるつるした表面でないとだめなんだろう。
    長距離歩くときは、ガムテープ。と決まっているのだ。

    [category: /misc]   comment |  permanent link | edit

    Thu, 21 Jul 2005

    徹夜でピクニック
    十一時をすぎてうちに帰ってみると、部屋が真っ暗で、寝室ではかみさんが寝ていた。入校、入校と、いっていたので、その入校とやらをすませて疲れ切って帰ってきてねてしまったのだろう。というわけで、一人で飯を炊き、ウルメイワシを焼き、納豆をかきまぜ、塩辛を出して、起こさないように、そーっと飯をかき込む。

    恩田陸という作家は俺の母校である水戸一高の出身らしい。五つ先輩に当たるのか。おまけに大学も同じのようだ。
    名前だけは見知っていたが、さっきまでオンダムツだと思っていて、目をこらしてみると陸だった。
    なぜ恩田陸の話なんて持ち出したかというと、彼女の「夜のピクニック」という作品が映画化されるというニュースを見たからだ。asahi.comだったとおもうが、映画化、歩く会、80キロ、修学旅行がない・・・などという言葉が目に入り、何事か!?とよく読むと、「夜のピクニック」というのは、水戸一高の恒例行事「歩く会」を題材にした青春小説だという。
    めんどくさいので歩く会とはなんぞや、ということは書かないが、まあ、とにかく、青春な訳だ。
    それは知らなかった、読んでみよう、ということで帰りに駅前の文鳥堂で購入。食後に、今ぱらぱら読み出していたのだけれど、小説としてはなんだか児童文学(まだ読み出したばかりでの感想です。失礼!)のようだが、水戸一高をネタにして別の高校のような感じに描かれているのかと思ったら結構ディテールが、まんまで笑った。笑う、というか、なんだかからだがかゆくなるように懐かしい。
    しかし、二十年も前のこと、よく覚えているなあ。よく覚えているなあ、というよりも、よくそのころの気持ちを文章に表現できたなあ、と思う。汚れちゃったおじさんには、高校生の頃の気持ちになって心理描写なんてできない。それは汚れちゃったからじゃなくて、小説家の想像力と、深夜に納豆ご飯をうめーうめーとひとりごといいながらくってるただの中年おやじの想像力の質の差なんだろう。
    とにかく、別に高校時代に特別な思い入れはないが(そんなわけないじゃんか・・・青春だもの)小説をこういう風に楽しめるのは体験者の特権であるから、楽しんでみよう。(ホントは今は小説を楽しんでいる場合なんかではないのだけれど・・・・)

    あ、佐藤君!じゃなくてサドッチ!
    と、いうことらしいんだけど、読んだ?
    あ、ついでにおもいだした。ずいぶん前だけど、友達の結婚式の二次会で奥村にあったよ。その友達が彼女の芸大のときの後輩で。飲みに行こう、とかいってたんだけど、ずいぶん連絡してないな・・・。立派な建築家先生になってたよ(笑)元気そうだった。
    まったく、あのころ、女子の方々がきちんと将来のこと考えていたときに、馬鹿な男どもは、何やってたんだろうねえ(笑)フィーリングカップルとかフォークジャンボリーとかエレキギターとか8ミリ映画とかに命かけてたもんね・・・・。竹内、元気かな・・・。そういえば、奴はおっぱいの大きい、なんとかさん、なにさんだっけ?に惚れた勢いで、歩く会の自由歩行を完走して、しかもいい順位でゴールしてたな(笑)いい思い出だろうね。

    [category: /misc]   comments |  permanent link | edit

    Wed, 20 Jul 2005

    D.M.S.R.と脂肪
    一日の終わりにこれを書くなんて久しぶりだ。かみさんは会社でトラブルらしく、まだ帰ってこない。今日は帰れないだろう。かわいそうに。

    食事もせずにかえると、十二時を回っていた。ちゃんとした物を作るのが面倒だったので、冷凍庫にあった肉を塩とこしょうをかけて焼いて、ビールと一緒に流し込む。脂肉がうまい。脂肉のかたまりだ。最近、腹の周りと腹の中に脂肪がたっぷりたまっているのがわかる。明らかに運動不足だ。
    学生時代は五十キロだった体重が今は五十七〜八キロ、いや、二〜三ヶ月体重をはかっていないので、たぶんこの感覚は六十キロはあるだろう。筋肉が落ちて脂肪が増えた。
    二十代のガリガリだった頃は、裸であおむけになったときに自分の胸から下を見ると、まるで飢餓で苦しむ難民の体のようで、少し惨めだなとかんじていた。これでは裸になったときにあまりお姉さん方にもてないではないか・・・・と。しかし、気がつくと今は逆にこのビール腹は若いむすめたちにはあまり見せたくないなあと思う。極端だ。今までの人生、自分の肉体に不安はつきまとったものの自信があったことなんてなかった。でも、脂肉がおいしいおいしいとひとりごとをいいながら、深夜に中性脂肪を気にもせずビールで流し込むことができるように、五体満足であったことを感謝する。病気もしないし。精神のバランスも普通すぎておもしろくないくらいに普通だし。

    今日聴いた音楽。今日聴いた音楽、と書いて、そんなことより、今日やった仕事、とかのほうが、記録に残しておくべきなのではないか、と思ったが、ろくなことしていないので、書きません。で、今日聴いた音楽。仕事しながら、ヘッドフォンで爆音でprinceの1999とblack albumを聞いていました。で、あまりにもかっちょよかったので、the hisっていうベストアルバムも嫌いな曲をとばしながら、爆音で聞いてました。みんなが周りで一生懸命まじめに仕事している中で、シモネタ炸裂すかすかファンクを爆音で聞きながらちんたら仕事してました。しかし1999、音もう少しよくなんないのかな、リマスターして。アナログは溝の間隔が広かった記憶がある。レコードは田舎の物置にぶっ込んであるので、うちにはアナログはありません。あ、二枚だけ。いちまいはなぜかジョニーデップのバンドのやつと、小沢さんにもらった変なタイのロックバンドのLP。一度も聞いたことない。

    [category: /misc]   comments, click here to add the first |  permanent link | edit

    Tue, 19 Jul 2005

    海の日
    案の定、かみさんの週末はmystで終わった。買い物に出かけたりはしたので、少しは成長している。月曜日は海の日でお休みだったが、出版社は祝日なんてお構いなしのようだ。
    週末に時間をたっぷりとって、しかるべき事を考えたり、しかるべき用事を済ませたりしようと思うんだが、さえたアイデアなんて浮かばず、いらいらはつのり、すべてがめんどくさくなり、ビール片手にメダカの水槽のぞきに逃避する。
    猫と一緒に窓の外を眺めていると、あっというまに何時間でも時間が過ぎていく。
    あっという間に一週間なんて過ぎてしまいその間の記憶がない、と書いたが、それもそのはずだ。同じ言葉を頭の中で繰り返しているうちに、あっという間に五〜六時間たってしまうんだから。

    産みの苦しみ、というのは嫌いだ。ユニークな視点、独自の価値判断、確固たる趣味(笑)という物を持ち合わせていないので「何かアイデアはないのか?」といわれても何も思いつかず、無理に何か思いつこうとすると、根源的な物を求めてふかい井戸の底に降りていかなければならない気がして、そんなに苦しいのならば・・・と思考停止する、放棄する。
    さらに悪いことに、そうやってアーティストっぽい発想で何かアイデアを思いついても、それは・・・面倒だな・・・・という理由で、脳内選考委員が却下する。要するに芸術家としての才能がないのだ。
    もう、とっくの昔に、芸術なんてあきらめていたはずなのに、芸術的な手法、発想で芸術と関わることはやめたはずなのに、まだ才能云々の話をしているのだから、往生際が悪い。この二年ほど、他人の作品に関わったり他人のアイデアをブーストさせたり、というような作業につきあうことが多かったので、彼らのアーティスティックな発想を理解しようとつとめるうちに、自分でも何かできると勘違いしてしまっているのだろう。
    はっきりと肝に銘じなければいけない。おまえは何も生み出すことはできないのだ。
    よく観察すること。それが仕事だ。

    特に、夏に聴いた音楽は、五感を伴って記憶に残る。週末に聴いた音楽。enoのThursday Afternoon、lou leedのMetal Machine Music(高音を少し絞って聞くとやさぐれたきもちにちょうどいい。むかしからmbvのlovelessもこうやってよく聞いた。たぶん、コーヒーショップのチョコレートがあればいい感じだろう(笑)、fenneszのEndless Summer、Miles DavisのKind Of Blue。あ、stonesをきいてない、と思ってかんがえてみたら、ネットでコード表の山を見つけたので、かみさんの留守中にフラメンコギターで片っ端からコードをじゃかじゃかいわせながら歌ったんだった(笑)

    海の日だったけれど、海の事なんて一度も考えなかった。

    [category: /misc]   comment |  permanent link | edit

    Sat, 16 Jul 2005

    土曜日、十六時
    土曜日、十六時、洗濯をして掃除して、飯作って、少しベランダの枯れそうな猫草などをいじって、茶を飲んで、fripp&enoをききながらメールなどをチェックして、特に何もなく、ああ、いろいろやらなくちゃいけないことがあるなあ、心配事があるなあ・・・うぜえ、と思いながら、これを書いてみるか・・・・。

    いつの間にか、一週間が過ぎる。ねて起きたら一週間たっていた、というくらいに何も覚えていない。馬鹿なのか?おれは。脳にアルミニウムが相当量たまっているのかもしれない。どうやったらとれるのだろうか?アスベストもがんがんに吸い込んでいるはずだ。体外に排出されない鉱物のせいなのか、夏のせいなのか、それともインド後遺症なのか・・・・。

    十四日は妻の誕生日だったので、早々に帰宅、ハナマサでいろいろ買い込み、思いつくままに料理して帰りを待つ。というのは覚えているが、その後の記憶もないし、その前の記憶もない。

    忘れてしまうようなことをここにメモしておいて、今は読み返しもしないが、いつかじじいになって「もうだめだ、俺の記憶は薄れていく、明日には何も覚えていないかもしれない」と思ったときに読み返すとおもしろいだろうな、と思う。しかし、今のうちから「記憶がないからかけない」という状態では、意味がないじゃないか。
    ところで、この文章は、五十年後にもネット上のどこかに残っていて、自分以外の誰かが読むことになるんだろうか?俺が死ぬときに、親族が集まって「あのくそじじいがむかしこんな馬鹿なことを書いていたのを見つけた」などといって、棺桶の前で回し読み、やっぱりこいつ馬鹿だ、ああこんな馬鹿が一族にいるなんて末代までの恥だ、即座に消去、抹消する。
    そんなことになるのであれば、自分で消去してやる。ロボットがきてアーカイブに勝手に記録しているとしたら、いやだな。でもどっかにコピーがあるんだろうな・・・。あきらめるか・・・。
    じゃあ、開き直って、馬鹿は馬鹿として馬鹿らしくします。

    かみさんの誕生プレゼントには、MystIVをあげました(子供じゃないんだから、ゲームをプレゼントするのは、どうか・・・・)。これをやり始めると、しばらく人として全く機能しなくなってしまうので躊躇しましたが、ずいぶん前からほしいほしいとぶつぶつ言っていたので思い切ってアマゾンで購入。彼女は第一作目からはまりまくっていて、これやっている間は風呂にも入らなくなります。飯も食べません。差し出された飲み物を黙って飲むくらいになります。
    Mystは新作ごとに推奨マシンスペックがどんどこあがって、IVになるとG5じゃないとまともに動かないらしい。しかし、うちにはそんなものないので、反応の悪いカーソルにいらいらしながらやってるわけです。それでもあんなにサルのように夢中になっているのを見ると、夫婦そろって馬鹿だなあ、と思うわけです。

    こんな事をこんなところに書いている時間があったら、週末にしかできないことをやってしまおう。インドのDVDの直しとか、インドの企画とか。相変わらずインドばかりじゃないか。おれはインドが唯一の取引先なのか(笑)とりあえず、それのめどがつかないと、次に移れない。
    ああ、内容がない。

    [category: /misc]   comments, click here to add the first |  permanent link | edit

    Tue, 12 Jul 2005

    不可読
    週末の記録。
    土曜日。わすれた。何だ?雨だっけ?どこかいったっけ?朝、掃除をしたことは覚えている。なんやかや家事で忙しかったんだろう。あ、夕食は近所の沖縄料理屋で、ソーキそばやら何とかなんとか、とかナントカかんとかという食べ物。レンタルビデオ屋によって、村上龍の69の映画。大学一年生の時に読んだ覚えがある。すっごくおもしろくてすっごくわらった。でも映画は笑えなかった。まあまあおもしろかったけど。音楽は本物使えなかったのかな・・・。lady janeとかwhole lotta loveとか偽物が流れたときは、しらけた。
    いつでも馬鹿な田舎者はいて、馬鹿も楽しいんだけど、実は馬鹿の知らないところでちゃんと優秀なやつはちゃんと確実に歩みを進めていて、馬鹿の知らないもっと楽しいことをやってたりする。
    振り返れば、俺は馬鹿のオリンピック代表になれるような馬鹿であった。俺がストーンズ最高、ロックンロール!とかいってたときに、ちゃんとやるべき事をやっていたやつもいる、今ようやくこの年で理解したいと思うようになったことをそのころから理解しようとしていたやつもいる。十八の頃は、ロックとお姉さん方のことしか考えていなかった。嘘はつきたくないので本当のことをいうが、本当にそれしか考えていなかったのだ。
    おやじになって、馬鹿なかまとだけつきあうわけにも行かなくなると、優秀な方々の優秀ぶりに舌を巻く機会が多くなる。舌を巻いて南無阿弥陀仏を唱えるしかない。そういうとき、十五でカントやらヘーゲルを読んでいた人間と十八なのにハイデガーもデカルトも名前さえ知らずブラウンシュガーのキースの素っ頓狂なコーラスが最高なんだよ、などと酒飲みながら朝までお姉さん方の下の方の話とロックの話しかしていなかった人間というのは、どこに分かれ道があるのだろうか?
    今の気分でいうと、そういう人間の差は、運命的なほど絶対なもので、一生涯かかっても埋めることのできないところなんだろう、という気がする。
    俺の二十代は、うっひょー、あちょーとかいいながらイントレの山を駆け回ってパフォーマンス!パフォーマンス!いえーい!とかいってた馬鹿丸出し、アートとか芸術とか、洗練とか美とか、そういったものとは無縁、というかそういうことする人たちはすごいなあ、とかおもって、考えると頭が痛くなってふて寝をしていた時代。たまに、というか、おなじ二十代なのに、勤勉、勉強熱心、自分に厳しい、俺よりよーくわかっていらっしゃる人がいたりすると、ああ、俺はなんて田舎者だったんだろうと思い、うらやましくなり、ちょっと酒が飲みたくなって、やっぱりふて寝だ。

    何の話だ?週末だ。日曜日は、書をやってる?書いてる?母が、上野の東京都美術館でやってる毎日書道展(全国の書道家の方々の文化祭、の様です)に出品した得意の不可読前衛書(笑)が入選しているということで、久しぶりに父と母そろって東京へ出てくる。上野で待ち合わせ、かみさんと四人でぶらぶら。動物園いったり。はははは、動物園。楽しかった。スローロリスがかわいくて、夢に出てくる。サルの仲間なんだけど、あほなおやじは、「ははあ、変なリスだな」と何度もつぶやく。でっかく「サル」って書いてあるんですけど・・・。じゃあ、スローロ、ってなんだよ(笑)ん?「ロリス」ってなんだよ?

    夕方、弟夫婦に親守をバトンタッチして、エトインテラパクスの朗読会へ。
    二〜三分、遅刻しました!ごめんなさい。
    吉祥寺から、迷った。迷うこと三十分。へろへろになってようやくたどり着きました。
    書道展には、何千件(笑)という作品(墨と紙!)が壁にびっちり貼りつけてあって、まあ、だいたい出品者は自分の作品を地図片手に見つけてその前で記念撮影をするためにきているわけです。それだけの量の書、しかも、各地方、地元では大人向けの書道教室を開き前衛書なんかを教えたりしているそれなりの先生方ばかりが、これだ!と思った作品ばかり集まってきているわけです。どれもそれなりにある一定のレベルを超えている。
    それだけすそのが広く、人口も多く、競合が多い芸術分野というのも珍しい。それとほかには、漫画?(笑)
    で、何が言いたいかというと、そういうこと?がいいたいんじゃなくて、それだけ書を見ていたら、墨のひとはね、にじみの隅々迄コントロールしようとしている作品はいやらしい、とおもったのです。そうしなければよくならない作品の種類もある、けれども、それは非常に難しいので、なかなかそれなりのものにならない。どこかいやらしさが見えてしまう。それに挑戦することはとても尊いことだというのはわかる。
    でも、どこかコントロールできないものに降伏している様に見える作品は、さらに尊く美しいと思うのは、俺が弱い人間だからなのかな?
    世界はあまりにも複雑で美しいので、一人の人間の想像力、趣味、意図などというものが、つまらなくちっぽけで俗なものに見えてしまうんだ。

    [category: /misc]   comments |  permanent link | edit

    Sat, 09 Jul 2005

    のべつ幕なし
    昨夜は某STDサイトの打ち上げ。広尾で地中海料理。すてきなところで、例のごとく、のべつ幕なしにすてきでないことを話し続け、勝手に撃沈。迷惑千万。反省している。
    帰宅して、ロンドンの同時多発テロのことを知る。かなりよっていて気分が悪かったので、それどころではなかった。しかし世界は、よっていて気分が悪い、どころの騒ぎではないのだ。

    おかげで今日は一日中気分が優れなかった。椅子に座ってもいられず、ずるずると机の下にずり落ち、そのまましばし仮眠。みっともない。

    辻君が事務所に来るが、そんなわけであまりきちんと対応できなくて申し訳なかった。

    たまたまネットで見つけたハンガリーのUltrahang Festっていう音楽のお祭りでのいろんな人の演奏の音源が公開されてたので、最近の(っていっても2003年だけど)エレクトロニカ?っていうのはどうなの?とおもって聴いてみる。九割が屑。残りの一割でいいな、と思えるのは「わかんないんですけど・・・でちゃってます・・・」という感じで、無為な音。歳をとっていろいろいやらしいものを見たり聞いたりしてくると、同じようなノイズ垂れ流しの用に聞こえる音でも、そこにいやらしさが見え隠れするものはわかる。わけわかんない電子音で物語を語ろうとなんてしなくていい。嫌らしいノイズ聴いてるよりは、上手な四つ打ち聴いてたほうが全然気分はいい。

    ラップトップミュージシャンとかいう奴らは、九割九分の音をコンピュータに自動演奏させるべきだ。やることないなら客の中に降りてきて一緒に酒でも飲んだらどうだ。そっちの方がよっぽど客とコミュニケーションとってる。しかつめらしい顔をしてモニター眺めたりマウスをせわしなく動かしたりなんてしなくていい。吐き気がする。

    ケージのいいところは、そこにあるのは音だけ、というところだ。
    人間はそうする必要のないものまで休みなく組織化し続けようとする、たとえば音楽など。とケージは言っていた。きがする。

    見事に組織化された音楽を聴くことは、決められた手順できちんと家事をこなしていくことに似ている。世界はあまりにも複雑すぎるので、たまに身近なものをきれいに一つずつ並べてやる必要があるのだ。人間の思考はあまりにも複雑なポリリズムのようなものなので、ふらふらになったときに、それでも倒れないように寄りかかる柱が必要なように、単純なビートがほしくなるのかもしれない。
    優れたノイズをきくことは日曜の昼下がりに適当なところにぶっ倒れて、どうでもよくなってそのままねてしまうことに似ている/いない。

    と、適当に脈絡なく筋のでたらめなことを書いてみたけれど、結局、つかれてるんだろう、音楽なんて、聴きたくない。しかし、ずっとどこかで音楽がなっている。誰か止めてくれ。止めると死ぬのかな?

    [category: /misc]   comments |  permanent link | edit

    Wed, 06 Jul 2005

    七月五日
    よく雨が降る。梅雨だからだ。

    肉じゃがを作って、食べた。

    金魚鉢のなかのメダカたちとだったら、話が合いそうだ。
    水草の間を縫って、楽しそうに泳いでいる。外は雨。水面に落ちる雨粒をどういう風に感じているんだろう。何も思っていないと思うけど。
    でも、彼らはいろんな事を知ってるに違いない。俺の知りたいことのほとんどを知っていて、俺の知っていることのほとんどに関心がないと思う。
    音楽の趣味は似ている。

    缶ビールを飲みながらT-rexとパコデルシアをきいた。461 Ocean Boulevardを聴こうと思ったら、テレビでニュースが始まったのでやめた。
    別に音楽は聴きたくない。

    オーディオインターフェイスにギターをつっこんでmaxmspに取り込もうとしたら、入力ができない。ほかのアプリケーションでは大丈夫だから、ドライバーとmaxmspの相性の問題か。以前はできていたのに。tigerのせいなのか。

    [category: /misc]   comment |  permanent link | edit

    Sun, 03 Jul 2005

    Lodger
    いろんな事が頭に浮かぶが、この一週間に見たもの聴いたものやったもの、それほど重要なことではないが書こうとすればものすごい字数を費やすことになりそうなことばかりで、おまけに書き終わった後につまらない気分になるであろうと思われるので、書かない。

    それらとは別のことを書いておく。これは、いやな気分にならない単純に楽しいことばかりで、面倒な説明もいらず、後で何かの時に日付を確認しなければならなくなった場合に便利である、という理由のためのメモだ。

    土曜日、きのう。近所を自転車で散歩。植木屋に入り、花を摘み取った後の投げ売りハーブをいくつか購入。スーパーで買い物。七時頃、松本氏が訪ねてくる。すき焼きを食い、深夜三時過ぎまで、馬鹿話。いや、馬鹿な話をしているのは俺だけだった。楽しい夕べ。

    今日、日曜日のあさ、ハイビスカスが二輪咲いた。ピンクの大きい花だ。おととい咲いた一輪が、その横でもう一度開きたがっているように見える。
    何も考えたくない。いつも何か考えているのかというと、かんがえていない。いつも何も考えていないから、特にものを考えようとすると、それなりのエネルギーを必要とするので考えたくない、ということだ。

    金太郎飴のようなエレクトリックmilesをよく聴いた。missy elliott。enoとdavid bowie。

    新作の音楽はまだできていない。いくつかのパフォーマンスのアイデア。それをどう伝えるか。

    最近また、郡司先生の「表現?卑しいねえ」という一言をよく思い出す。

    [category: /misc]   comment |  permanent link | edit