Mon, 08 Sep 2003

社会の窓
ネットで予約していたロバートウィルソンのヴォイツェクのチケットを届ける郵便屋さんのピンポン!で起こされる。いやあ、ほんとに見に行くんだね。楽しみ。
しかし、ほんとになにもない週末。まあ、仕事はちょこっとあるけど、こういうときにだらだらとあれやこれや考えながら、コンピューターをいじったりする時間がないと、うまく日常が整理できないので、俺にとっては必要な時間。
昔から思ってることだけれど、ものごとを理解するのが、少し人より遅い。こんな時代じゃなかったら、生きていられないだろう。おかげさま。
買い物ついでに近所の本屋へ。ぐるぐるまわるんだけど、何一つ手に取ることができない。なんにも興味がわかない、というか、興味がわいたあとにやってくるであろう大量の情報に耐えられないのではないかという恐怖。五分ほどで逃げるようにでた。
よる、テレビで、9.11のこと、少年犯罪のこと・・・・だらだらと見続ける。
なぜ幼い少年が・・・・というけど、幼いからこそ何か大変なことをしでかす危険があるのだ。こんなに誰にも気がつかれないことが簡単にできるような時代だから。もっと問題なのは、なぜ大人なのに・・・ということじゃないかとおもう。

もうすぐ阪神が優勝するらしい。十八年ぶり?たぶん俺が高校生の時、バースがいたとき以来だね。そのころ、とてもシャイで、きく音楽のセンスもいいし、話も合うなと思っていたやつがいた。阪神が絶好調のある日、やつはウォークマンでなにを聴いているのかと思って、黙って中味をみたら、六甲おろしをリピートしたテープがはいっていた(笑)愕然としました。隠れ阪神ファンだったんだね。
柄谷行人は、阪神ファンのつよい連帯感と、ナショナリズムには共通するものがあるといっていた・・・・気がする。ナショナリズム、ネーションとは、土地や言語や民族によってではなく、「自由」やら「民主主義」やらといった理念にもとづいて結びついた想像の共同体だと。テレビに出てくるアメリカ人が念仏のように唱える「自由」「民主主義」「平等」っていったいなんなの?その念仏のかげで、一部のお金持ちがなにをしようとたくらんでるの?と考えなければ。アメリカはずっとその念仏を唱えながら世界を支配しようとする。多くのアメリカ国民はたぶんだけど、それらの理念について教科書みたいな説明しかしないだろう。九九のように念仏を唱えるように刷り込まれた言葉だろうから。「資本主義」と同じように。
やりたいほうだいだ・・・・
で、阪神ファンの彼、今頃十八年ぶりの最高の瞬間を待ち望んでるんだろうな。六甲おろしをリピートでききながら。こんどはmp3かなんかで。

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