香港
二十四日に香港から帰ってきた。二日ほど寝たい気分。むちゃくちゃに疲れた。忘れないうちにメモ。忘れないうちに、っていうけど、ほとんど無我夢中だったので、リアルな夢のディテールを思い出そうとするのに似ている。
一日目は午後三時くらいにホテル着、だったような。九龍のYMCAホテル。会場の香港文化中心の、目と鼻の先。荷物を置いて劇場へ。すり鉢状のテニスコートのような劇場。下見を終えて、近くの飯屋で腹ごなしと乾杯を済ませてから、レセプションパーティーへ。全員坊主の荒くれっぽい雰囲気が完全に浮きまくり。VIPっぽいひとたちも声をかけずらかろう・・・(笑)まあ、毎度のこと。
いろいろ世話を焼いてくれるフェスティバルスタッフは全員若い女性。日本語が達者なzoeさんが通訳をしてくれるので、なかなかスムーズに事が運ぶ。
で、例によって、町に繰り出し、屋台で大酒。サルバニラの面子はみてるだけで楽しい(笑)
二日目は九時に劇場入りして仕込みまくり。十時?十一時?まで。で、今度は近くの飯屋でカレーやら。陽気なおばちゃん(リューシー)のいる店。そのあとはおとなしくホテルへ。
三日目は、いよいよテクリハ。現場主義としてはここが勝負。もう何をどうつめたんだかわからないけど、いろいろいじくってアイデアを詰め込んで八割方の俺のパートのねた、演出はここでできあがる。照明卓にMIDIが遅れないなど問題もあったが、スムーズに事が運ぶ。しかし、あまり現地の人とのコミュニケーションが必要なく、こっちだけで完結してしまうようなシステムなので、なんだか、みんなが現地のスタッフとああでもないこうでもないとやっているのがうらやましい。
で、この日はスタッフの女の子たちオススメのタイ料理屋へ。あんまり辛くなくて、うまい。あまい。ちょっと高級料理。コンビニによってビールかって、素直にホテルへ。ちょっとのんで就寝。
四日目。ゲネ。さいごのつめ。本番。結構いい作品になったと思う。失敗もなく、そつなく見せた。終演後、一人、大ブーイングをする観客がいたけど(笑)we want less!とか叫んでたな・・・。他の客の反応はどうだったんだろう。話が出来なかったので、どうもいまいちわからない。
夕飯は、油麻地へいっていい感じの鍋料理の店へ。牛肉の煮込みやらなにやら。しかし、臓物やら髄やらが多い。普通の赤身の部分とかはどこへ行ってるんだろう?
ホテルへ戻って、録画ビデオをみんなで見ながら、自画自賛。いいじゃんか、これ。
五日目は、昼間にワークショップ。前半はダンス、後半はテクノロジー関係のデモンストレーション。これはいつものように。特筆すべきはなし。数人、やっぱりMAXjitterで構築したシステムに食いついてくる若者あり。
多少の映像ネタの入れ替えをして、夜、二回目の公演。客は一日目二日目とも、九割方埋まっていたようだ。子供からおばあちゃんまで、いろいろ。西洋人も多い。この日も成功、だったと思う。客の反応がいまいちわかりずらい。二時間で撤収してから、また女の子たちのオススメの、こじゃれたバーへ。キャバレーの余興のようなルールがいまいちわからない変なさいころゲームをやりながら数本ビールを飲み、女の子たちが終電でかえるのをみおくってから、初日にいった屋台へ。巨大なシャコがうますぎ。味の素の結晶がバラバラ落ちてくる(笑)
こういう舞台物の打ち上げにありがちなああすれば良かったこうすれば良かったみたいなことで喧々囂々やらあったりして、朝六時まで。気がつくと、周りのテーブルと椅子は片づけられて、残るはスキンヘッドの軍団だけ。
歩いてホテルまで帰って、三〜四時間寝て、集合。空港へ。
結局、香港島へは行けず。対岸から、ばかばかしく電飾されてレーザービームを発射しているでっかい看板みたいな高層ビル群を眺めただけ。観光で行くところではないなあ。
amplifiedで作ったネタは、もちろんまだまだ改良の余地はあるけれど、今年のおもちゃいじりの集大成的なネタになった。音をもっといじることが出来たら、という心残りはあるけれど。来年、また機会があれば、今度は全く新しいアイデアを試してみたいな。なんかかんがえよう。
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