Fri, 18 Feb 2005

0217
インド日記0217というタイトルをこのファイルにつけて、まだ三日目、というか、実質二日目なのにきがつき背筋が凍る(笑)
朝、近所のやたらすし詰めの立ち食い食堂で、図々しいインド人をかき分け、朝食のために費やすエネルギーとしては、日本にいるときの二十三倍くらいのちからを振り絞り、マサラドーサとコーヒー。
そのあと部屋用にビーチサンダルを購入。部屋に戻り、たなみ君は今日の作戦をねり、俺はもうすることもないので、思いつきで寺にでも行ってお参りしてくるかと思い立ち、まだ見ていなかったブル寺院にいくことにする。
十時くらいに部屋を出てたなみ君は自分でリキシャを捕まえ、MGロード!と大きな声でリキシャのオヤジに指示を出して走り去るのを見守り、見送り、さて俺も一人だと思ったら、やる気がなくなる。でも参拝しよう思ってしまったんだから、巨大な一枚岩を掘り出して作られたというどでかいブルをみに行く。リキシャで三十ルピー。到着すると、靴を脱いで、クリシュナ寺院の方で礼拝のような物、っていうか礼拝なんだろうけど、そんなかんじの儀式に参加。見てくれヒンズー教徒に見えないガイジンなので、ドネーションして火に手をかざして頭にかける仕草をしたくても、俺をとばして無視していきそうになるので、最大の敬意を表して、意外と結構自然な気持ちで畏敬の念を持って自分も出来るように促す。かんどうした。けっこう。
で、ブル。いい。もっとちゃちいと思ってたら、ものすごいマッシブだ、ブル。例のごとく、なんだかしらんがてらてらぬるぬるしていて、例のごとく、あのにおいがする。思わず、ヒンズーの人の後ろをついて回って、同じような仕草をしてみる。で、思わず、十ルピーのドネーションをする。
三時にMGロードのあのカフェで待ち合わせしているので、ものすごく時間が余って、 いかがいたそうとおもいながらぶらぶら考え事をしながら歩いているといつの間にかシティーマーケットのあたりにでる。しかも、今まで行ったことのないエリアで、穀物問屋が建ちならび、ものすごい量のトラック、ものすごい量の半裸のおじさんたちをかき分けながら。日差しが強く生ぬるくなった水をなめながら、ふらふらと歩いていると、横のほうからじっと見つめるおじさんが、what do you want?といきなり英語で叫ぶ。振り返ると目を見つめ返してきた。
what do you want......? 耳について離れない。何がほしいんだおまえは?べたな話だが、俺もインドで考えた。ふらふらと歩きながら。なにがほしいんだろう?なんでここにいるんだろうか、とね(笑)いろいろかんがえた。でもここに書くには長くなるから書かないけど。結局、ただこうして人生は続いていて、この一瞬一瞬だけなんだなと。ここにいることも、何をするのも別になんの目的もない。ただすべき事と出来ることをするのが人生だと。あえていえば、こうして一瞬一瞬へろへろ歩いているのが、人生なんだろうなあ、とか、いろいろ(笑)
子供たちがあとからあとからついてきて、金せびるのかと思ったら、握手してくれという。わかったよ、いいよ、といって一人に握手してやったら、ものすごいうれしそうに、次から次へと子供が集まってきて、俺の目を恥ずかしそうに見ながら握手をしては走り去っていく。子供は正直だ。モンゴロイドが相当珍しいのだろう。大人たちも、気にしていないようで、実は街ではものすごい注目されている存在なんだろうな、俺、おれたち。
もういい加減疲れて、リキシャを捕まえることを忘れていたのに気がつき、リキシャ捕まえてちょっと早いが1時間前の二時にカフェへ。たなみ君も、早めに退散してくるんではないかと思ったから。で案の定三十分も早く帰ってきた(笑)
立派にコマーシャルストリートのブティックで、女性用のパンジャビスーツを一揃え買ってきた。文字通り初めてのお買い物。グレート!
二人、二日目にしてインドにつかれたオヤジがすることといったら、昼間っから酒かっくらうことだけだ。ピコーズでピッチャーにビール。足りなくてさらに二杯追加。いい感じに酔っぱらいながら、別に東京でも出来るロックの話とか文学の話とか・・・・(笑)
五時半に部屋へ戻り、俺はポテトチップでごろ寝、きちんとしているたなみ君はきちんとシャワーを浴び、六時に二人して事務所へ。インターネットにつなぎスカイプで理絵に電話するけど、つながらない。ichatをつないだら、濱中さんがログインしているので、文字チャット。かめらをつないでいたらしいが、なぜか音声チャットも出来ない。ちょっと後で設定を確認しよう。で、理絵もつないできたので、少しだけ文字チャット。ごめん、声が出なくて。明日もチャレンジする。
しかし、ローカルコールとはいえ、事務所の電話で長時間つなぐのは気が引ける。やっているのがichatやIPフォンであることは説明しているが、ちょっと心配そうにスタッフがのぞき込んでくるので、あたふたする。電話線かしたら日本語で話しているんだから、国際電話しているんじゃないか、と思うだろう。落ち着いてつなげられる環境はないものか・・・・。二十六日からトリバンドラムらしいので、そこからは環境が改善されることを期待する。
そのあとたなみ君と酒屋に行って、ビールを買い込み、ベジタリアンレストランでちょっとだけスパイシーと言われて出された激辛カレーを食ったあと、へや呑み。
今十時四十分。明日は朝四時半おきで、たなみ君を駅まで見送りに。で、クリスが深夜一時くらい到着予定。俺はたぶん寝られないじゃん・・・。たなみ君はぐっすり眠った方がいい。なんていったって、明日から冒険だから。

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