0303
何も書くことはなくなってきた。毎日同じで(笑)
去年はこんなにインド料理にうんざりしていただろうか。もううんざりだ・・・・。とにかくスパイスのきいていないものがくいたい。ここではスパイスのきいていない物を探すのが、非常に、想像を超えて、難しい。もう、何を食っても同じ味に感じる。何でもかんでもスパイスをがっつりきかせて、食えない物も食える物にしてしまっているんじゃないか、と思ってしまう。飯屋で、隣の腰巻きのオヤジが左手をテーブルの下にかくし、よそ見しながら右手でぐっちゃぐっちゃに飯をこね回しているのを見ると恨めしい。ちょっと疲れているのか、心が狭くなってきて、行儀が悪いから手で飯をこねるな!と、元も子もないことをいいたくなる。
ということで、食う物が限られる・・・。朝は仕方がないから、自動的に、マサラドーサかイドリー。イドリーは米粉の蒸しパンみたいなもんで、なぜかちょっと酸っぱい。そいつを辛いカレー汁につけて食う。もしくは、右手でねちねちとカレー汁と一緒にこねて食う。まるで熱いシャワーを浴びて目を覚ますことのように、カレー汁を朝に食うことは、ここはインドであり、自分は今インドにいる、ということをハッキリと思い知るための儀式のようなもんだ。ひるは・・なにくったか・・・ミールスだ・・・大皿かバナナの皮にちょっとずついろんな種類のカレー汁やカードと呼ばれるヨーグルトが盛られ、そいつをぱさぱさの米と一緒に、やはり右手でぐっちゃぐちゃにこね回して食べる。今日は腹が減っていなかったわけではないけど、二口三口、口に運んだら、もういやになって、ただ白い飯だけ食って終わりにした。
六時頃、ミーティングのあと、疲れたのでバーガー屋っていうかベーカリーにいって、フライドポテトと、甘いお菓子(なにかわかんないけどしっかり香辛料がきいている)、とアヌーシャが食っていたサンドイッチの半分をクリスとまた半分に分けて食い、エスプレッソと称する濃いめにとかしたネスカフェをのむ。帰りにフルーツジュース。チク、とかいう日本では見かけない、ジャガイモみたいなフルーツのジュース。ジャイのうちでキウイのようにスプーンですくって食ったやつ。腐りかけた梨みたいな感じ。口の中でじゃりじゃりする。
きょう、シーディットのスタッフの一人が死んだらしい。バイクに乗りながら携帯電話をかけていたそうだ。夕方、ベーカリーでジャイから聞くまで、人が一人死んだなんてきがつかなかった・・・。どの人かわからないけど、昨日までそこにいたのだろう・・・。何もなかったような普通の一日・・・・。
シーディットから帰る途中の坂をクリスととぼとぼ歩いていると、なんだか懐かしいような、どこかで感じたことのあるような気持ちがし、ぐら、っと背中の方からおそってきて、おしっこをちびりそうになった。そうだ、子供のころ、お盆になると、提灯をぶら下げて暗い坂を通って墓参りをしたものだった。何年くらい前だろう・・・小学生のころだから、二十五年くらい前だろう。坂の中途に、万屋があって、帰りに冷えたジュースを買ってもらうのが決まりになっていた。暗い坂の途中に暗い蛍光灯に照らされて、小さな、埃をかぶったいろんな日用品が所狭しと並べられていたのを思い出す。てきとうにしか舗装されていない坂道をぽつんぽつんと蛍光灯が照らしその先には真っ暗な林が広がっていた。
そうだ、今となっては、いっちょまえの地方都市を気取っているけれど、幼いころの水戸は、こんな感じだった。茨城大学のあたり・・・。
小学生のころ、隅田川の花火を見に、どこいらへんだったか、川沿いの雑踏へ父につれられていったことがある。家族でいったに違いないが、記憶には父の姿しかない。人の波にもまれながら、雨の上がったあとだったのか、靴を泥だらけにしながら、屋台や小さな食堂の並ぶ路地裏を、父を見失わないようにあるいた。インドのごみごみした雑踏を歩くとき、その時感じた心細さにを思い出す。全く違う種類のものだけれど、なぜかふとおもいだす。
昨日つながったイーサケーブルが、またぶっちぎれた。なんだかしらんが、もっとひどく切れている。同じところが。同じ所っていっても差し込み口の根元なんだけれど、どう考えても、わざとこねくり回して復帰不可能にしたとしか思えない。つながってたんだから、そっとしておいてよ・・・・
映像の圧縮に関して樋口君にメールで質問した答えが返ってきている。太郎さんからもアドバイス。ありがたい・・・・。ありがとう。ケーブルをこねくり回される前にメールチェックしておいてよかった。いろいろ試しているんだけど・・・黒バックで撮影した映像なんだが、なんせ、照明がうまくなくて、きれいなすかっとぬけた黒がでない。ダンサーが変に見えない程度には補正してるんだけれど、圧縮するとひどい。DivXというのを試すが、高圧縮で画質もいい。しかしリニアに普通に再生する分にはいいんだけれど、スライダーでバック、フォワード・・・なんて動かそうと思っても、相当なマシンパワーを要するようで虹色の玉がぐるぐる回る。ビデオの中途のポイントへとんだりいったり来たりするファンクションもあるので、これは無理だ。ソレンソン3かな、やっぱり。mpeg4の方が圧縮率がいいし黒がきれいにでるようだけれど、これはどうなんだろう・・・。ウィンドウズでうまくいくのか・・・?
まあ、期待はしていなかったけれど、やっぱりこっちのスタッフもあまり詳しくない。しかも、今時directorでオフラインメディアのオーサリングなんてやっているところも少ないだろうから、最近どんなことになっているのか、よくわからん。こんなの来る前に調べとくべきだったし、調べてくるはずだったんだけど、出発前にテンパッたおかげで、何の用意もしていないまま、まあ何とかなる、と思ってきたんだった。去年の経験から何も学習されていない。ここでは、何とかならないことの方が多いんだ。さあ、どうしよう。ダイアルアップでつないでも、ノイズだらけで、ウェブサイトが一ページも開けないまま、ぶつぶつ切れる。調べようにも調べられない。自分のマシンの中をくまなく探しても、そんなものに関する情報は見あたらない。今日樋口君にもらった映像圧縮の基礎、みたいなドキュメントだけだ・・・。そこには、映像圧縮はとっても奥が深くて、コンプレッショニストという職業がかるらしいことが書いてあった(笑)奥が深いのは、よーく身にしみてわかっているのに、何で調べてこなかったか・・・実験してこなかったか・・・・
macwinハイブリッドDVD-ROMをディレクターでオーサリングして、映像の画角は640*480。そういうとき、どういう圧縮が最適なんでしょう?どういう設定が最適なんでしょう?DVDということでそれなりのスペックのマシンを想定するから、あまりマシンスペックは気にしない。ズバリ、これで行け、ってだれかおしえてくれないかな・・・・(笑)
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