Mon, 07 Mar 2005

0304
今日は、四日だから、もうかれこれ、二十日間ほど、インドというところにいる。毎朝、あれ、俺まだインドにいるのか・・・出口無し・・・とおもう。いや、ずっと英語だから、ノーウェイアウト、と思う。
これは去年もインド日記で書いたような気がするけど、英語がうまいように話せないので、初めのうちは頭の中で日本語と英語が混じり合って、翻訳したりなんかしながら、英語を話すのだけれど、そのうち、英語で考えるようになってきて、でも、その英語が幼児並みなので幼児のようなことしかいえなくなってくる(笑)山を越えると、口の周りがよくなるので、幼児並みの語彙で、たくさん言葉が口をついてくるので、時間をかければ何とか年相応の話が出来るようになってくる。疲れてくると、あまり自分に関係のなさそうな話を聞き取るのをやめ始め、聞き取るのをやめている時間は、頭の中に、いかなる言語も存在しなくなり、放心している。ここはまだインドだし、みんな英語が第一言語ではないからなんとなくみんなイギリス英語でクリアに話すから聞き取りやすいが、アメリカなんか行ったら、話にならないだろう・・・。
しかし、ディレクターのプログラマーの彼は、ころんころんしたインドなまりでしかも声が小さくスピードが速いので、何いってるかわかんない・・・・。まあいいや・・・。
今日は、映像の圧縮フォーマットに関するテストと、複雑な情報構造を具体的にどうリンクづけていくか、プログラムの構造はどうするか、というようなこと。クリスとは、はじめに、メニューからリンクから映像からすべてを一画面にダイナミックに表現する手法を考えていたが、プログラマーの彼がオブジェクティブなやりかたにあまりぴんとこないようで、手数はかかるがスタティックな構造で力業で勝負することにした。複雑な構造を表現する複雑なスクリプトを書きこなすのが、クリスも俺ももうずいぶん昔にLINGOを書くのをやめたのでこの時間内では無理だと判断した。それならば、自分たちの仕事を減らすためにも、彼に出来る方法を採択することがベストな方法だと考えたからだ。構造的にはうまい仕組みを考えて、スクリプトを組むことさえ出来れば、気持ちのいい物になったろうけれど。
なぜか今日は、よくインド人に写真を撮ってくれ、とせがまれることが多かった。飯を食いに行けば、店員たちやなんだかしらない腰巻きのおじさんに囲まれて、フォトフォトフォト・・・とせがまれる。掘っ立て小屋のような店の青年にもフォトフォトフォト・・・。店先で(一日中)たむろしている青年たちに行きと帰りにフォトフォトフォト。しかし、写真とってもらって、どうするんだろう(笑)何の意味があるんだろう?どうすればいいんだ、君たちの写真を撮って・・・撮られるだけで、いいのか?・・・かんがえるとわけわからんので、考えるのをやめることにする。ずいぶんいろんな事の理由を考えるのをやめてきたような気がするなあ・・・(笑)
フェムケがオランダに帰るという事で、今日は事務所のみんなでさよならパーティーをしているらしい。ので、スカイプで電話。やっぱり携帯へかけると、ちょっと聞き取りづらい・・・・でもフェムケの声が聞けてよかった。彼女には俺の声は聞こえていたのだろうか(笑)新しいイーサケーブルを買ってこさせたので、スピードは56kモデム並みだが調子がいい。スカイプで理絵がオンラインになっていたので、十分ほど話す。ネコのロイとも話す。声が聞けてよかった。声を聞くことで、ちゃんとそこにいきているんだな、と感じることが出来るんだね。
夕食は目の前のホテルの屋上のレストランでビーフ。ステーキって書いてあったんだけど、どうも、どす黒いカレーで煮てあるような気がする。そうに違いない。だって見た目がビーフカレーなんだもん。これは、日本ではビーフカレーっていって、ステーキとは絶対いわない。
ケララでは酒屋がないし、入るレストランのいうレストランには酒がおいていない。もちろん、今日行ったレストランにも酒はおいていない。今日もビールはお預けだ。せっかく、腹の調子もよくなってきたのに・・・・。
しかーし!明日と明後日は休みだ。スタッフに教えてもらった、コヴァーラムよりもきれいで、観光客にしられていないからすごくいいところだ、というビーチにいく予定。そこに一泊してこよう。ん?観光客にしられていない、ってことは、観光客向けの施設がないって事だから、ビールを飲めるところもないのか?


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