Tue, 22 Mar 2005

0321
グレイビー、というのは汁物のことで、どうも南インド(に限らないのかもしれないけど、いったことない)では、まず主食の穀物類を選んで(例えば、チャパティにするかパラータにするかライスにするかナンにするか)それをくちゃくちゃやるためのグレイビーを選ぶ。米を選んで、間違ってグレイビーじゃない物をおかずに選んだりすると、これはグレイビーじゃないんですけど、ほんとにいいんですか?と聞いてくる。今日の夕飯は、マザーズキッチンでパラータにチキンフライ(インドからあげ)を頼んだら、グレイビーを何も言わずに持ってきた。カレー汁だ。周りのオッサンをよく観察すると、パラータだけを注文したおやじの皿に次から次へとカレー汁がかけられていく。カレー汁は、おまけなのだ。というか、「汁がなくて、どうやって米がくえんのさ」ということなのだ。じゃあ、今度はパラータだけ注文すれば、カレー汁がついてくるんじゃん。ご飯といえば、みそ汁みたいなもんか。でも、日本では米とおかずは基本的に混ぜない。箸でおかずを口に運んだあと、米を食う。しかし、インド人は決して米やナンやチャパティだけを口に運ぶことはない。米だけなんてありえないでしょ、味ないでしょ、とでも言わんばかりだ。確かに、米だけをくっても、日本の米のようにたいして風味があるわけではないから、カレー汁でも混ぜないと食えない。あ、どうでもいいことだね。今日のどうでもいい発見でした。
今週も張り切っていくぞ、と、マラソンのラストスパートにからげんきを振り絞るかのように、気持ちはついていかないが強引に体と言葉を先行させて部屋を出る。十時半。そのまま仕事場へ向かおうかと思ったが、あと一歩のところであまりの酷暑と日差しの強さに動悸がしてアンブロシアに逃げ込む。コーラとチリドッグ。 結構日本と同じようなもの食ってるんじゃん、と思われるかもしれないけど、全然違うんですよ。あえて注釈はつけないけど、今まで書いてきたよく日本でも食えるような名前の食べ物は全部「〜みたいなもの」という足がつくんだよ。あ、コーラはまさか違うだろ、と思うかもしれないけど、インド味のコカコーラなんだぞ。缶とボトルにはいってるのはさすがに同じ味だけど。ボトルは、ちょっと気が抜けてることがあるな・・・。
仕事場に着くと即座に昨日の続き。もうあと一歩だ。しかし、今までの経験では、これからが一番問題が頻発するステージだ。なのだが、問題を解決するスタッフが、俺だけだ。せめてあと一人、せめて俺と同じスキルのスタッフがいてほしい。
アヌーシャに、もう一人松尾が必要なんじゃないの?といわれたが、俺はいらない、誰か別のもっと優秀な人間がほしい、と答えた。
今日は疲れているのか、あまり集中力が長く続かず、頻繁にたばこを吸いに外へ出る。もちろん免税で買ったマルボロライトメンソールは三週間ほどまえに切れているので、こっちではウィルスマイルドメンソールというのをすっている。悪くない。しかし、あまり売っていない。よく売っているのはウィルスシルクカットという十本入りのやつで、安くてまずい。メンソールは一箱59ルピー。日本円で、150円くらい?でも、買うとき必ずワンパックといわないと、一本だけ渡される。インド人にとって、ワンパック買うというのは、とっておきの贅沢なのだな。「ウィルスメンソールワンパックアンドコカコラ」なんてちっこいたばこ屋で一本買いのおやじたちをかき分けながら買う時は、ちょっと気が引ける・・・。


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