Sat, 16 Apr 2005

ライフ
自分は父に似ている。見た目はもちろん、仕草や、態度もにている。若いころはそれを認めたくなかったが、ここまで似ていると、認めざるをえない。以前は母にもとても似ていた。とにかく、親子なのだ。
父と離れて生活するようになって、十七年?になる。銀行員だった父のしてきたこととはにてもにつかないことをしてきたのに、会うたびに、この人は俺と同じ神経メカニズムを持っているんだという事実が顕著になっていくような気がする。反射神経なのだ。遺伝的な。思想やポリシーといった後天的なこととはちがう。それは似ていない。議論をすれば明らかに意見はくいちがう。即物的に、外界との反応の仕方が同じなのだ。脳細胞のつながり方が同じなのだ。
二〜三日、時計の時間がのびたりちぢんだりするような日を過ごしている。会うことは出来ない。遠く離れていながら、父の脳細胞の活動リズムと、自分の脳細胞の活動リズムがシンクロしているような感覚。
たぶん、それは幻想だろう。しかし、父がある局面でどのように感じたか、どのように反応したか、どのような行動をとったか、そして、今何を感じているか、手に取るようにわかってしまう、ような気がする。(それは錯覚かもしれない)そして、母のそばにいて、俺がとるべきと感じる行動も、父であればとるはずだった行動に違いない、と確信する事が出来る、不思議と。それを誇りに思う。こんな事は若いときは思わなかったよ、父と彼の行動を誇りに思うなんて(笑)
しかし、人の人生は不思議だ、とつくづくおもう。こっち側とあっち側、光りと影・・・そんな風には捉えられない。たぶん人生はコーヒーカップの中でミルクとコーヒーが完全に混ざりきらないような、そういう状態なんだと思う。あっちもこっちも生も死も闇も光も全部人生に含まれているんだと、つくづく思う。それが人生なんだ。that's life.だ。それ以下でもそれ以上でもない。
何も書くことが出来ない。何かを書くことでバランスがとれることはしっている。父は書かない。読むだろう。
父のために(笑)と書いておく(笑)

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