Sun, 22 May 2005

ひとの話
もう二年近く、こうやってここにとりとめのないことを書いている。
つまらないことばかりだ。
インドにいたときは、何をみても珍しいものばかりだったので、そのとき思ったことを、記録しておきたいと思った。なれない土地で、なれない言葉で一日を過ごすものだから、その日の終わりに、誰かに話しかけるように、日本語でものを考えたかった。そのことでバランスをとっていた。土の中に埋められてそのまま即神仏になろうとする坊主が、たまに鈴の音をさせて外のものたちに生死を知らせるように、日本にいる家族や友人に、「生きてるぞ!」と知らせるためでもあった。
東京にいても変わりない。だれかに、"きちんと"話を聞いてくれる誰かに、話しかけたいんだろう。だから、一方的に話のできる場所を作ってあるのだ。はじめは、enoのa yearを読んで、ああいう風に書けばいいのか、と思った。でもああいうようにはかけなかった。人物が違う。

最近思うこと。かみさんとうちのねこ以外、おれの話を聞いていないような気がする。おれの話は俺の口から放たれると、どこへもつながっていかないのだ。うんともすんとも返事がなく、違う話に流れていく。最近は、そういうことが多い、という感じではなく、必ず。それで最近、よく不安になって「おれの話を聞いてますか?」とぶしつけな質問をしてしまう。早く話し終わってほしそうなので、試しにいちど途中で尻切れとんぼにしてみた。誰も気がつかない。
おれの話は意味として伝わっていないのだろうか?何か違う国の言葉を話しているんだろうか?みんな優しいから、気の狂った俺に、すこしでも話す機会を与えてくれているんだろうか?実際のところ、言葉は通じているが、つまらんのだろう、おれの話には何もないのだ、得るべきものが。すまないとおもう、ほんとうに、すまない。話を聞いてくれてきた人には本当に感謝している。
ひと月ばかり、酒を飲んだ夜、はかないことがない。酒の量は少ない。ビールジョッキ三杯程度で、確実に吐く。今まででは考えられないことだった。年を取ったのだな。でも、それだけなんだろうか・・・。
冷凍するめイカを買ってきたので、ほかにできる料理が思い当たらず、一番簡単だと思って塩辛を作った。後二〜三日すれば、食べごろになるだろう。こんなことを書くのも、ほかに思い当たる楽しみがないからだ(笑)
これからは、黙って人の話を聞くことにしよう。ちなみに、塩辛は、桃屋の激辛のやつが一番好きだ。

これは、以前書いたことがあるかもしれないが、中学時代のクラスメートに、とてもきれいな女の子がいた。明るくて、活発で、何よりも、ものすごくきれいで大きな目をしていた。でもその子は勉強ができなかった。隣の席だった彼女は、かえってきたテストの答案用紙の点数の部分だけを折って俺に見えないようにしていた。腹が立った。彼女が点数を隠すことにではなくて、彼女に点数を隠させるものに腹が立った。
もしかしたら、今の、このどんよりとしたくもりぞらが、正体なのかもしれない。それだったら、それでいい。そんなものには負けない。

何の話をしてるんだ、俺は(笑)

Tigerは、いま、快調に動いている。directorのテキストの表示の不具合もみられない。mailも復旧した。pantherよりも全然快適だ。我慢していた細かい不具合がなくなっている。
クリスから、新しいページのデザインが送られてきたので、その部分をやっつけてしまわなければいけない。大勢の人が待っているのだ。関係者も、バラタナティヤムを学ぶ、たくさんのダンサーたちも。

オゾンのスイミング・プールをみた。radioheadをきいた。以上。


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