試合前三十分
雨がやんで、頭痛もよくなったが、今日は事務所へは行かず、誰とも話さず、自宅にこもり煮詰まっていた。
何を煮詰めていたかといえば、煮詰めた鍋の底からカランっと音がして「音楽」が出てくることを期待していたわけだ。
で、どういう具合に煮ていたかというと、これがまた無策な煮方で、ただ、いつから使っていなかったのかもわからないいろんなアプリケーションを開いてああでもないこうでもないといいながらいじくってみたり、俺には今どんな音が「いける」と感じるんだろう・・・と自分を見つめ直してみたり(笑)、リファレンスといっちゃ聞こえがいいが、誰かパクれそうな奴いないだろうか・・・とか、CD棚やらネットやらをあさる。
毎回、阿呆だから、こういう何も始まらない、何も終わらない数日が必要なのだ。こつこつ毎日やってりゃ、わけないのに。
悶々として、いらいらして、さらにフラメンコギターの変な五音のアルペジオの練習なんてしたりしていると、夜になったので、夕ご飯の用意。肉詰めピーマンと、ほうれん草のおひたし、鶏の唐揚げ、納豆、キムチ、豆腐とわかめとネギのみそ汁を作りました。
今日は、サッカーファンは起きてるんだろうな・・・。このままだと、俺、見るな、サッカー。まずいな。ねないとな。
で、何が今ぐっとくる音だったかというと、あ、もちろんオールタイムヒッツのstonesはおいといて、今更ながら、Fennesz。こういうのは、なれてくるといくらでもできる(笑)。でも、うまくまとめるのは、意外と難しいんだろうね。しばらく前に聴いたときは、なんだ、あざとくロマンチックだな、ovalみたいなもんか?これならovalの方が音がぶっといな、これみんなpluggoに入ってるようなエフェクト適当にかけたらできんじゃねえか?とかおもってたけど、veniceとかendress summerとか、もっかいきいたら、結構よかった。あ、もちろん、俺にもがんばればできそうで、リファレンスになる、というかパクれそうだから、そういう耳になってるのだな。あ、いや、パクりませんよ。
ぱくりが上手な人、器用な人は、パクることはできないからたいへんだ。本当にパクれてしまうから(笑)そっくりに。
俺みたいに適当に不器用だと、パクろうと思うと違うものになってしまう。これはダンスにもいえて、不器用、というか、微妙なんだけど、完璧にやってるつもりなのに微妙に違う、どうしても違う、みたいな奴の方が、おもしろい。
そういうところに、結構新しい感覚のヒントがあったりする。
何だ、この日記。試合が始まる前の時間つぶし。
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