Sun, 31 Jul 2005

New Morning
今、ディランの自伝読了。くらくらする。
これだけのことをよく覚えていられる物だ。記憶力がいい。いや、想像力なんだろう。小さな事に隠されている大切な意味を、ちゃんと見逃さない。目を大きく開いて、全身ですべてを記憶しているんだろう。
ディテールに瞬間の生命を感じて、少し引いたところで見ると、生と死と歴史と物語と希望を一度にとらえることができる。ピカソのゲルニカのような歌。
とにかく、歌うことに真摯な人なのだ。
いくつかのすてきなエピソード。深夜、ボノがもってきた1ケースのギネスを飲みながら、何年かぶりに書いた詩を自信なさげに(ライターで燃やしてもいい、とまで言う)見せて、ボノが彼ならまとめられるといってダニエルラノアを紹介する(その場で電話する!)。で、できたのが傑作「OH MERCY」(大傑作!大学一年の時だった。ステレオのボリュームをいくら上げても音が耳障りにならず、声が遠くから、しかも耳元でささやくようなインパクトで聞こえることに衝撃を受けた)だったという話。レコーディングでラノアがキレてドブロをぶんまわして暴れる話(笑)。レコーディングのあいまに思いつきで奥さんとハーレーでツーリングにでて、変な土産物屋のじじいと話し込むエピソード。もちろんそんな新しい話だけじゃなくて、ニューヨークに出てきたばっかりでひとんちに泊まり歩いて、本をよみまくった話とか、スーズロトロとであって分かれる話。ロバートジョンソンにショックを受ける話。ガスリーを見舞いに行く話や、彼に未発表の詩を託されたけれど、受け取れなかった話。狂信者たちに追い回されて隠遁生活する話。そんなときに偉い劇作家に劇中歌を頼まれて彼の家を訪問するが、何もすることができない話。そのときに作った歌を集めて、巨大になりすぎて生活を妨げるまでになった自分の影響力を小さくするために中途半端なレコードをいくつか作る話・・・・。
しかしディランらしいのは、それらが時系列にちゃんと並んでるわけでもなく、話したい話をたんたんとしている。
これは、まだ第一弾で、後二冊書く契約だと言うから、続きが楽しみだ。こんなに人の自伝を読んでおもしろいなんて思わなかった。

今日は何曜日だ・・・。日曜日だ。今日はちょっと仕事をしなければ。
土曜日は、久しぶりにべりべろで朝帰りして、出張に出かけるかみさんと入れ替わりで爆睡。そんなにはねられなかったが、起きても、一日使い物にならず。浜中さんは、この状態でOB会へいったのだろう。超人だ。大物だ。
金曜の夜はP-houseのオープニング(飴屋法水展のオープニング)へ行ったあと、ちかくのエロ中華料理にながれ、なんだかすごいメンツでなぜか三軒茶屋にまで流れ、そのまま朝まで、ということでした。久しぶりのフルコース(おけちゃんのダンスあり、ということ)。
ああいうジャングルみたいなところにでると、たまに毒をもった虫とか、新種のウイルスとかいたりするから気をつけなくてはいけないけど、たまにはいいね、緊張感あって。
最近酒を飲んで反省することが多いようなことをかいてるけど、もちろん、この日も、反省、というか、がっかりです。

今日は酒も残ってないし、なんか体調もよく、少し眠いくらいなので、ちょっと仕事したら、ビールを買ってきて、ベランダで飲もう。

聴いた音楽。もちろんディラン。ディランよみながらディランを聞く。本に飽きたら、歌詞カードを読む。歌にぐっときてまた本を読む。の、繰り返しでした。

ところでfujirockやってるんでしょ?ロックなの?それ?dinosour jrきてるの?primalも?beach boys もいるじゃないですか。行きたかったな。って毎年言ってるけど、一度も行ったことないな。
ディランがfujirockきたら、行くよ、約束する。

writebacks

writebacks...

comment...

 
Name:
URL/Email: [http://... or mailto:you@wherever] (optional)
Title: (optional)
Comments:
Save my Name and URL/Email for next time