Tue, 10 Jan 2006

0109
一月八日と九日の日記。
今は九日が終わってちょうど十日になった時間。今日は非常に疲れたので、とりあえず事実の羅列。
八日はジャイの電話で起こされ、荷物をまとめてワークショップ会場のECCへ移動。ちょうどゴアから帰ってきたというスウェーデン人のライティングデザイナー二人組も一緒。到着すると早速参加者全体のミーティング。そのあとファシリテーターミーティング。これから三週間の方向性の確認と、それぞれ持ち寄った機材のリストアップ。今回のメンツはミュージシャンが多く、ダンスフィールドからメディアアートにアプローチしているのは俺だけ。
どいつもこいつもおもしろそうな人たちなんだけれど、特にイタリア人のロレンゾはイタリア人丸出し。っていうか、イタリア人でイタリア人丸出しじゃない人にあったこと無いんだけど、なんなんだろうイタリア人。
午後からはクリスの先導でちょっとした自己紹介ワークショップ。これはファシリテーターも含めて全員参加。コンテンポラリーダンスのワークショップによくあるようなストレッチしたりコンタクトインプロビゼーションしたり。ミュージシャン連中は普段着で硬そうな体を不器用にうごかす。ロレンゾとイギリス人のニックはちょっと風貌が宇治野さんに似ていて、何となくおかしくて一人にやにやしてしまう。
夕食は食堂で二年前と全く変わらないメニュー。夕食後、売店でビールを買おうとしたら、売店のオヤジに「前回もいたでしょ?おぼえてるよ、おまえはビール野郎だろ?」と聞かれた。そういえば売店のオヤジも変わっていなかった。
ビール片手に一人、去年たまり場になっていた参加者の泊まっている棟のエントランスホールにいって若者たちを待ち伏せる。みゅうしょくをすませた参加者たちがあつまってくるが、前回と違うのはみんなおとなしい感じ。まあ、初日だから。ビール片手なのは俺くらい。この日本人のオヤジは何者なんだ・・・という感じ。ちょっと抑え気味に行こう・・・。
結局三本ほどビールを飲んで、お休み。
九日。実は、今日がジョーと俺のワークショップの日。一つの山場。昨日ちょっとジョーと打ち合わせたくらいだけれど、まあ、一緒にワークショップやったことあるし、CMprocessのプレゼンも(英語でやらなければいけない以外は)毎度のことで材料もそろってるしなんとかなるな、という感じのノリ。
八時半ぎりぎりで朝飯を食ってコンピュータルームにいき、ワークショップで使うパッチやら資料やらを整理していたら、ジョーがテックパークへコーヒーのみにいこうというので、つきあう。ニックも一緒。テックパークでコーヒーのみながらまたちょっとした打ち合わせ。結局ちょっと段取りを整理して、まあ、なんとかなる、と(笑)
昼飯後にセッションがスタート。まずジョーが全体の流れを紹介してから、俺のプレゼン。何分ぐらい必要?とジョーに聞かれ、十五分位じゃないの?と答えたのだが結局一時間もやってしまった。しかし、これは何度も繰り返すことでほんとに自分で嫌気がさすんだけれど、英語がなっていない。一時間の話の中で俺はどれだけの英単語を話したんだろう?多分十〜二十くらいの単語しか使っていないんではないか(笑)ほんとにご迷惑おかけして申し訳ございませんでした。と心から謝りたい。けど、この心から謝る言葉が英語で出てこない(笑)
しかし、内容に関してははずれはなかったようで、みんな興味津々で聞いてくれた。
いつも思うんだけれど、プロパーなコンテンポラリーダンサーやコリオグラファーにはかなりラディカルに聞こえるようで、コンセプトを説明するに至るまでのコンテクストの確認に力を入れて説明しなければいけない。ダンス、というか身体、あるアートフォームをハックする様な感じのことだから、そのハックされる対象にハックする必要性を感じていないところでどうすることもできない。コンテンポラリーダンスが好きでこれからコンテンポラリーダンスの世界でコンテンポラリーダンスらしいコンテンポラリーダンスを作っていきたい、踊っていきたい、と思っている若いダンサーたちにはちょっとハイブローすぎるのかも知れない。
結局もう一時間使ったジョーのプレゼンのあと、彼のプレゼンの中でも紹介した東京と山口でやったアンプリファイドからシャドーを使ったシーンのシステムとかいろいろ見せて、ダンサーたちに遊んでもらいながらこういうアイデアもあるしこうやって考える方法もあるし・・・みたいな可能性の話。
夕食後はロレンゾとパリから来たインド人のラジーブといっしょにロレンゾが持ってきたairmacエクスプレスの設定。今年は口を酸っぱくして言っておいたのでブロードバンドがひかれた。ので、ロレンゾの持ってきたものが大活躍、するはずだったのだけれど、ADSLが死んでつながらず。設定は明日に延期。明日からはairmacでつながるはず。
そのあとロレンゾとラジーブがなんだか壮大なプランを考えているようでサラウンドシステムのセッティングやら何やらを手伝う。奴らは、バンガロールの秋葉原で大量の植木鉢やら裸のスピーカーやらを買い込んできた。ウィルソンにあと二百メーターケーブルが足りない、などと訴えてる(笑)おもしろすぎる、インド人とイタリア人。

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