22日、日曜日、13時半。
そろそろ、飯を作らなければならん。腹が減ってたまらん。
夏休みの子供のように、早朝六時には起きて、きちんと決められた分量の宿題を午前中に全て終わらせてしまい、なんのプレッシャーや不安もなく、気持ちよく1日を有意義に使いたい、と思ったのであるが、フツーに十時半に起きた・・・。
ちょっとした届け物をしに新中野のDMJまで、電車を乗り継いでの散歩。行き帰りに川端康成の掌の小説をぱらぱらとめくる。伊豆の踊子と雪国しか読んだことなかったんだけどね。美しい。伊豆の踊子、つい最近読み直した。これも、すばらしかった。前に読んだのは中学生の時。そのときはすばらしくなかった。読書感想文のお手本ほどの感慨しか持たなかった。
ところで、日本文学の傑作などとよばれる小説は、たいてい中学生や高校生の頃に、教養としてなんだか読んどかないといけないのか?とか、世間では名作と呼ばれてるし・・・みたいな理由だけで、「なんだこれ、全然グッとこない」と思いながら読む。つまんないから一冊読むのに夏休み一杯かかって読み終えたりする。すぐ居眠りしたりして。で、そういうのからやっと解放されて大人になってから読むのは、クズのようなコンテンポラリーばかりである。
おおきくなってから読まないとわからないもんもある。中学生の時にカフカの審判を読んで何が楽しい?あ、でも楽しい人もいるのか・・・早熟な天才少年とか。まあ、凡庸な人間にとっては、という話です。でも、絶対に大人になってからもう一回読み直さないと・・・。
おれは、ぜーんせん楽しくなかったし、何ヶ月もかかってちょっと読んでは居眠りし、ちょっと読んでは居眠りして読んで、結局すーっかり内容わすれたし。その何ヶ月かのあいだ、好きな本や楽しい本だったら何十冊読めたかしれない。
名作を、「もうすでに読んだな、中学生の時・・・だからもういいや」ではもったいないよねえ。でもほとんどがそうだと思うけど。大人になってから読まないともったいない小説や本はいっぱいあるよなあ。
きょうは、これから飯作って掃除してサザエさん見て飯作って寝る。いや、午前中にするはずだったができなかったすべきことがいくつかあるので、それも片付ける。
夏休みの始まり
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