2007年10月アーカイブ

夏のうちはそのあまりの暑さに早く秋になってそれから冬になってくれないかなあ・・・と思うんだが、いざ秋になって冬になってみるとそのあまりの寒さに早く春になって夏になってくれないかなあ・・・と思う。
いまは、とてもすごしやすい気候のはずだが、毎日足先が冷えるし寒気を感じて肩をすくめているので肩から背中にかけて張っていてつらい。

昨日はあまりにつらかったので、朝、思いつきで予定を変更し、ICCへ坂本+高谷インスタレーションを見に行った。大きな部屋にはいると、まず目に飛び込んできたのは美しく配置された水槽。暗さに目が慣れて床に目をやると・・・インスタレーションの美しさにもびっくりだが、平日の午前中にもかかわらず、てんこ盛りの人出であるのにびっくり。さらに、全員床に寝ていることにびっくり。
私の基本性質はあまのじゃくであるので、寝てやるものか・・・けっ、と思ってうろうろしたが、ねながらみた方がたのしいことにきがつき、皆にならって素直にねた。ご自由に・・・といいながら自然に特定の観賞法へ促すのはすばらしい。意図していたのかしていないのか。
音楽の性質もあって時間軸を持っているので、あきない。鑑賞者の態度のプッシュとプルのバランスが良い。聴かせてくれるときもあれば、聴きに行かなければならないところもあるし、みせてくれるところもあれば、見にいかなければいけないところもある。
すばらしかった。すばらしいので、水槽の下でふて寝してきた。
坂本氏も、自分のうちにほしいといっていた。自分でほしくなる物を作る、というのは、そりゃあそうだ、正解である。

一日中、繰り返し、アワーブリンクのデモを聴く。おかしな事に、何度聞いてもすばらしい。早く生で聴きたいのである。一番良い条件で。早く聴きたくもあり、まだもっと時間がほしくもある。人ごとではない。おれが何とかしなくちゃいけないのだ(笑)
自分でほしくなるような物を作る。アワーブリンクの場合、うちに持って帰ることのできるモノではないが。

うちに帰ってジャックダニエルを飲みながら古いあほなロックンロールを聴く。
ここで紹介されていた、Desperate Rock'n'Rollというシリーズである。アメリカ人のやけくそな酔っぱらいになった気分にひたる。

で、またアワーブリンクのデモを聴く。

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一昨日のことなのに、土曜日に何をやっていたか、今一分ほど記憶をたどってみたんだが、思い出せない。
たぶん、うちにいて・・・雨だった。すべきことをしていたのであろうから、アワーブリンクの映像をいじくっていたんだろう。
昨日は、高尾へいった。午前中はだらだらして、にぎりめしをつくって昼頃出かけた。
何年ぶりだろうか、以前いったときは平日の昼間だったと思う。人がいなかった。随分まえだ。もうかれこれ十年前のことか・・・思い出した。

ほんとは全行程歩いて上りたかったが、おそくなったので途中までリフトを使う。ところが、リフトを降りたところで、奇跡が起こった。奇跡というと大げさかもしれないが、まあ、奇跡である。神、楳図かずお先生がひとりリフトの列に並ばれようとしておられた。ので、声をかけるのはちょっと気が引けた(お一人でしみじみと散歩を楽しんでおられるようだったので)が、うちの嫁がウメズ漫画に出会って三十年、誰よりも「ありがとう」といいたかった人なので、思い切って声をかけさせていただいた。記念撮影にも気さくに応じてもらえた(例の手のサインもしてくれて)。やはり、高尾にはなにかがいる。天狗だったのかもしれない。

頂上へ着くとすばらしい夕日。富士。言葉で説明は野暮なので、写真。日の沈む直前五分ほど、それまで大声でおしゃべりしていた人たちが、静かになった。とても神聖な感じがするものなのだ。声を荒げてはいけないような。あとから頂上へ到着してきた若者が、みな決まり切ったように「うわ、やべえ、すげーきれい・・・」とおなじことばをなんどもくりかえすのがおかしい。それしか言葉が出ないのだろう。

帰りは日が暮れてからの下山だったので、山道は真っ暗だった。いくつか分岐点があるのだが、間違ったら数時間、真っ暗な山道をさまようことになっただろう。すべって転げ落ちて足でもけがしたら、冬の寒い夜なんかには死ぬかもしれない。ちいさな山の完全に観光地化されたハイキングコースだけれど、山は怖いな・・・と思う。

DSCF4385.JPG

新しい物が好きだ。直ぐ飛びつきたくなる。自分で新しい物を生み出す想像力がないからか、常に外的な刺激によって「俺は今新しい」感を生み出していなければならないからだ、と思う。外的な刺激に反応しなければ、一歩も前に進むことができない、というのが実情であろうか。

新しければどんな物でもよいわけではない。興味のない物や、興味を持ってもしかたのない物もある。
例えば、新しいGT-Rとか。800万の物はとても自分にとって現実的ではないので、非常に非現実的であるから知らんぷりをする。

新しいジョニ・ミッチェルはとても良いんだろう。とても良いのはわかっているが、今の気分ではない。新しいブルース・スプリングスティーンは、とても良い。が、四六時中聴く物でもない。

新しくはないが、すごい物を聴いた。ハウリンウルフはほんとうに気に入っていなかったろうが、とても気に入った。意外と良かった、新しい感じ。なかなかトリップ感があってよい。ここで紹介されてたので。タイトルもすっげえ、のけぞった。こんな珍妙な物があったとは知らなかった。コンセプトもジャケットもぶっ壊れている。とても良いので、是非聞いてください。しばらくは愛聴しそうな・・・。

明日は、新しいMacOSが発売されるらしい。これが一番楽しみなんだが、しばらくおあずけになってしまうだろう。今つかっているアプリケーション、というかMaxMSPはちゃんと動くのだろうか?いや、たぶん動くと思うけど、念のため十一月のやつが終わってからにしよう。ああでもないこうでもないとやってる暇があったら、たぶん、もしかしたら、おそらくは仕事をした方が良いのである。

UBUWEBをみていたら、久しぶりに、約17年ぶりにこれを見ることができた。あ、全部は見てないけど、ざっと。
すばらしいではないか・・・・。
18・・?の時にみたんである。友達に誘われて谷川氏のワークショップかなんかに顔を出したときに。不思議な集まりだった。どこか、流山だったか、どなたかのお宅で、谷川さんがあの声でよどみなく何かについて何かを語っていた。よどみなく、美しく話す人だな・・・と思ったことだけを覚えている。

ところで、久しぶりに見たらUBUWEBはなんかすごいことになっている。偉大なる掃きだめ、か・・・。
新しくはないが、あまりに珍妙すぎて誰もついて行けないからいつまでたっても古いとか新しいとかよくわかんない物が、ごろごろころがっている。
新しい物がみつからなくて、新しい感が足りないときは、これらを見ればいい。

仕事がはかどらないときはこうすればよい、といういくつかのTipsがあるのだが、今回の仕事に関しては、ちっとも良いように作用しない。イライラは募るばかりである。非常に焦る。

楽天的な俺は、そのうちなんとかなるんだろうと思っている。しかし、「なんとかなる」と「なんとかする」は大きく違う。
以前読んだ町田康の「告白」に、「はたけがたがやる」という話があったのを思い出した。畑は「たがやる」のではなく「たがやす」のだということに気がつくあほの話。
一週間ぶりにかくのに、特になんて事のないはなしだな。

そうそう、記録である。一応、2007年の10月に俺が何やって高ということの備忘録である。
一週間の記録。・・・・iChatでケーコさんと河原崎さんと打ち合わせしようとしたら、やっぱだめで結局スカイプで話した、というのが水曜日。木曜日、記憶なし。あ、もちろん、水曜も、そのスカイプ以外記憶なし。金曜、同じく記憶なし。あ、蹄ギーヤンがballにきて、なにやらLEDのはなし。土曜日、カメラもって飯田橋市ヶ谷あたりをうろうろ。市ヶ谷と飯田橋の間辺りにある「くるり」というラーメン屋にはいる。うまかった。いつも行列ができていて気になっていたので、今日こそちょっと並んでみようかな・・・と。夜、六本木ヒルズの上にあるラウンジへ。日曜日、高尾あたりに撮影に行くはずが、予定を変更して、かみさんの友人達がフリマをやってるというので新宿へ。いくらか撮影してボールへいき、悶々と・・・。月曜日、悶々と・・・・。火曜日、かみさんの病院へ付き添い。夕方四時半頃までかかる。その後、ボールへ行き悶々と・・・。
とにかく、まず、ずーっと悶々としていた一週間。まあ、よくあること。必要な時間だと思う。いやほんとは、そんなこともないのかな。必要なんだと思いこんでいることが、そもそも・・・抜本的な脳内革命が必要であろう。と、ずーっと、警察病院の待合で考えていた。いや考えていたんではなく、そういう「印象を持っていた」

来週の今頃は、ぱーっと開けている事でしょう。でないと、困ったことになるです。

悶々とする、を和英で調べたらagonyだって。どっちかというとstruggle[もがく]だな。悶々としてるんでは、解決に向かってそうにない感じだな・・・。


BOSS

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寒い。気合いが足りないせいなのか、ちょっと気を抜くと体温がどんどん下がっていくような気がする。べつに変温動物は気合いが入っていないから恒温でないわけではないだろうけど、変温動物になったような気分だ。

昨日は、携帯電話サイトを作っていたんだが、いろいろ決まりがあるようで参った。初めてなのである。自分の携帯で確認しながら、なんだちくしょーパケット代もかかるなこれ、なんて思っていたんだが、いや、絶対そこには何かうまいやり方があるはずだと思って調べたら、各社からPCで確認できるシミュレータがでていた。
しかし・・・iPhoneにくらべて、なんてプアーなんだろう・・・。

そういえば、アップルがあたらしいOSの発売日を発表した。またすごいことになっているんだが、11月のプレミア終わってからインストールしよう。がまん。

ブルース・スプリングスティーンの新作がとても良かった。E-street bandと一緒だそうである。快挙。普通に、アメリカ音楽である。

アメリカ音楽といえば、最近アメリカのヒットチャートに上がるような曲がすごいことになってるなあ・・・と。特にブラック系?なんだかものすごい。たまにMTVとかをぼーっと眺めるんだけど、きのうは、Lil Mamaという女の子が超ハイテンションでラップしてるプロモが流れて、いつになったらベースラインとか上物とかはいってくるのかな・・・とみていたら、そのまま終わった(笑)大ヒットしたらしい。アメリカ恐るべし。
近頃、ビヨンセとかD'angeloとかなんだか好きになってきくようになった。

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最近、神経衰弱気味のせいだろうか、体がだるい。筋肉のこりを気にしてしまい、いらだってあまり物事に集中できない。左目の辺りがぴりぴりしてきたのは、疱疹ができる前兆である。

13日土曜日は、今開催されている横浜ディワリ祭によばれ、インドで作ったバラタナティヤムDVDについてお話をしてきた。話を聞きに来てくださった方は少なかったが、やってよかった。多少、やる気がわいてきた。
しかし、じつは、まだ完成していないのである。一部ビデオを修正しなければならないためだ。ジャイをつついても一向に進める気配がないので、では俺が何とかしてしまおうと思ったのだけれど、俺は俺でなんだか忙しく、後回しになってしまっている。
アワーブリンクが終わったら、一週間ほど無理矢理時間を取ってやってしまおう。最優先項目である。だって、後一歩なんだもの・・・。それがペンディングになっているおかげで、いつまでも目の上にたんこぶをくっつけたような、落ち着かない気持ちが続いているのだ。この神経衰弱から抜け出すためにも、そこで得られる達成感を必要としている。
自分の話の後、バラタナティヤムダンサーのエミ・マユーリさんのレクチャーとデモンストレーションを見る。バラタナティヤムの基礎知識を非常にわかりやすく解説していただいたあとのデモンストレーションは、目から鱗であった。バラタナティヤムは、おもしろい。
伝統舞踊というのは、膨大な知識と信仰と習慣と、とにかく共同体の集合知の上に初めて成り立つ物であるから、楽しむためにはそれなりの準備が必要なのである。そのコードを多少なりとも理解していれば、こんなに掘り下げて楽しめる深淵はない。それ故、入門するのにも相当の気合いが必要なのであるけれど・・・。何事もそうか・・・。
相当疲れていたのだろう。よる、羅生門を見ていたら直ぐにソファーで寝こんでしまった。風邪をひいたようだ。

14日日曜日。事務所へ行き、アワーブリンクの映像制作。やはりMjucの音を聞きながら、いろいろ考え込んでいると、手が止まる。もちろん、大まかなネタやイメージは変わらないが多少考えを改めていく必要を感じる。うつくしすぎて、あらゆるイメージが音にふさわしいと感じることができない。仕事の進め方がわからない。ドンキホーテのような気持ちで、さらに落としどころを考えながら、テトリスをやるように仕事をしなければいけない。どういう事かわからんが。
とにかく、まず、紙と鉛筆だ。白紙をよういしよう。この時点で白紙は、ちと焦るが(笑)
夜、鳥の水炊きを作って食う。テレビで、僕たちのアナ・バナナという恋愛コメディーを見る。クリスチャンの牧師とユダヤ教のラビが幼なじみの女の子を巡って恋の一騒動、みたいな話。設定が非常に、アメリカンである。エドワード・ノートンの初監督作らしい。
それに続けて、「オランダの光」というドキュメント。すばらしかった。何がすばらしいって、オランダの光がである。美しく撮影されたオランダの光をみながら世界各地のそれぞれの光を思い出して、なんだか泣きそうになった。ああいう光のとらえ方こそが、アワーブリンクに必要なのかもしれない。

そういえば、金曜の夜は、ケイコさんさんとすすめている、というか、以前から多少のアイデアに関するやりとりはしていたが、今はまだケイコさんが一人ですすめているインスタレーションというかパフォーマンスというか、イベントというか、Survival Kitというzkmに協力をお願いしている(未定)プロジェクトに関するミーティングをiChatで行おうと思ったんだが、なぜか、おれのiChatがうまくつながらない。せっかく時間を合わせて待機してくれたのに、申し訳ないことをした。日本からはもう一人かわらさきさんというアーティストの方が参加してくれる。
iChatもSkypeもうまく使いこなせないへっぽこである。どうしたもんだろうか。何が問題だかわからん。うちでテストしたら、うまくいった。事務所のネットワークの問題だろうか?

うわー、やっぱり具合悪い。吐き気がしてきた。変なもんを食ったときのような。診療所へ行こう。


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インレインボウズだが、ダウンロード成功。成功、というと、たかがダウンロードに大げさな、と思うかもしれんが、むちゃくちゃつながらないのである。アクセス集中しすぎで。
昨日かいたとおり、自分で値がつけられるシステムなのだが、おれは0£でダウンロードした。タダである。いや、ほんとは2£くらい払ってみようというつもりだったんだが、値段のところに2と入力して購入ボタンを押してもうんともすんともいわんし、jsのエラーは出るしで、なんだこりゃと・・で、ためしに0と入れてみたら、あれよあれよとダウンロード画面までたどり着き、ダウンロード。あ、クレジットカードやら何やらの手続きないなあ・・・そうか、0£だもんな・・・。なんて感じある。
おかしな気分だ。
プリンスはこないだ新作を雑誌のおまけにしちゃったがレディオヘッドは実質的に無料で配りまくりである。前にも、なんかかいたな。
いろいろ考えるとおもしろいが、赤松さんのこの記事とかこの記事とかは、そうだよね、とおもう。
ところで、肝心のin rainbowsの内容だが、ああradioheadだね。という感じしかまだ・・・。今きいてるんだけど、あ、でも良いかも・・・。一発目からうわ、すげえ、新しい!っていう衝撃を受けるグループではないから、そんなもんか。
とにかく、俺にとっては、タイミングも悪い。だってアワーブリンクのMjucがあまりにも・・・・。っていっても、誰も聴いてないからわかんないんだよな、関係者しか(笑)
まあ、アワーブリンクはライブ演奏なので、お代はいただきます。

言い値でタダ同然でダウンロードできるようにして易々と普及させて、ライブまでに聴き込んできてもらう、っていうやり方もあると思う。ロックのライブなんかは、曲を知らないとどうにも盛り上がれないときなんかもあるしね。
どう編曲されるのか、レコードとどう違うのかを楽しむ、なんて事が行われるのは、録音芸術のおもしろいところ。

カレーヌードルとポテトチップをものすごい勢いで食って後悔している。気分が悪くなった。何回も、同じメニューを同じ勢いで食っているが、毎回同じ症状で、その後半日は吐き気と倦怠感が襲うのを、十分承知なのである。しかし食った。タナトスである。

月曜の体育の日、夜、黒沢明の「用心棒」と長谷川和彦の「青春の殺人者」を立て続けに見る。青春の殺人者は初めて見た。子供の頃テレビで見て以来、日本映画ナンバーワンは沢田研二の「太陽を盗んだ男」である。それの前にこんなすさまじいのを撮っていたんだね。こっちが初めてじゃなくて良かった。子供の頃見てたら何か重大なことが変わってたに違いない。

radioheadが、ニューアルバムを投げ銭方式でダウンロード販売するという。今日辺りからダウンロードできるらしいんだが、俺も買ってみようか。タダでも良いらしい。一万ポンドでも百万ポンドでも良いらしい。
どういうことだろう。考えるとおもしろそうだが、なんかいま何も考えたくない。疲れているから。

Facebookでなんだかいろいろ昔の知り合いが集まってきた。mixiと何が違うかといえば、みんなほぼ実名である。リアルの知り合い以外に広がる気配はない。
どういうことだろう。考えるとおもしろそうだが、なんかいま何も考えたくない。疲れているから。

radioheadのサイト、ぜんぜんつながらん。IN RAINBOWS
ものすごい人が集中してアクセスしているに違いない。
世界中の人に聴かれるのだ。ものすごい数の、いろいろな国の、いろいろな価値観を持った、それぞれがそれぞれの人生を生きている人たちに、何十年にもわたって聴かれ続けるのだ。
では、俺のしていることはなんだろうか。そのマスぶりに比べれば、相対的に、普及度は0に等しい。
どういうことだろう。考えるとおもしろそうだが、なんかいま何も考えたくない。疲れているから。

では、つべこべ言わず仕事をすることにする。

追記
というわけで、仕事に取りかかろうと、高橋氏(Mjuc)のアワーブリンクのできあがってきた音をヘッドフォンで聞きながら・・・・と思い聞き始めたら、仕事にならん(笑)すばらしすぎる。
もし、この音が兵器であるならば、いますぐに全世界を焼き尽くしたくなるほどの強度。
この音を一番すばらしい形で観客に聴かせることに、力を注ぐことのできる希望があれば、なんとかあと一か月はもちこたえることができるだろう。

時間がたつのが早い。特にインターネット。本を読もうと思っていたのに、メールを見てニュース見てブログやらなにやらぼーっと眺めているだけで一時間なんてすぐに過ぎる。いま十時半。九時半に起きてカラマーゾフと易経をそれぞれ三十分ずつ読もうと思ったんである。挫折。

きょうは雨が降っている。そとは世界中で一番すばらしい気候である。何も煩わしいことなどなければコーヒーだってさぞかしうまいだろうに、新聞紙の絞り汁のような味がする。

体育の日には、運動会があるのだろうか?
子供の頃のことは忘れたし、子供もいないので運動会のことなど気にしたことないのでよくわからないが、
かわいそうに・・・。中止かな・・・。中止にならずとも、この雨じゃつまらないだろう。

昨日は遅くまで寝て、起きて読書をし、事務所へ行きQWERTY用の映像プレーヤーを作り(未完)、「アワーブリンク」について考え(考えるも手をつけず)、帰宅して食事をし、テレビでNANAという漫画が原作の映画を見る。去年だか一昨年だか、とても流行って大騒ぎだったようだ。たまたま知り合った同じ名前の女が、好きなバンドのギターの男と昔つきあっていて、そのつてで一番のお気に入りのベースプレーヤーと知り合いになれた、という話だった。気持ちを素直に表現できないロックな男女の浪花節ハードコア、と普通の学生の新しく好きな人ができたからもう・・・みたいなよくある話のコントラスト。なんか懐かしいノリだなあ・・・とか、じじいっぽい思いで見ていた。

先だってのインドショーに関して、少しずつ冷静に分析できるようになってきている。先日、自信喪失、と書いたが、まあこれは軽い挫折感のようなものだ。今までのツアーがなく、これからのツアーも予定されていなく、これが初演でしかも再演の見込みのない作品であったとしたら・・・・と考えると恐ろしい。自分の精神状態についてである。考えれば考えるほど、全くばかげている。インドとヨーロッパから十人のアーティストを呼んで、客が百人にもみたなかったのだから・・・。原因は徹底究明すべきである。なんのために究明するのかといえば普通は次につなげるためなのであろうが、正直なところ、今は何もする気が起きない。

山や川や海を眺めていれば十分でしょう。何を今更、すべきことなどあろうか。

今日は、やらなければならないことが盛りだくさんである。ばばばばっと、やっつけてしまいたい。
もうしわけないが、今日は電話もメールもなし。

9月30日、芦ノ湖へいった。

金曜の夜は、亀ちゃんのお誕生日会ということでイタリア料理を食い、朝四時頃まで呑んで(まあ、終わりの頃には随分酔っぱらって、もう目の焦点も合わないほどだったんだが)、土曜は午後一時頃まで寝ていた。
起きて寝ぼけ眼で何気なく留守電をチェックすると(いつもは電話なんか起きてすぐにチェックしない。できれば、休みの日に電話なんか確認したくないのである)アップルストアからかわいい女性の声で、修理が完了したのでお待ちしておりますというメッセージが入っていた。

待っているというので、すぐに行く。
すぐにいったのは、もう一つ気になっていたことがあったからでもある。iPodタッチとかいうあたらしいやつがさわりたかったからだ。
寝ぼけて二日酔い気味でどうやって銀座までたどり着いたかあまり覚えていないんだが、銀座の歩行者天国はとてもすばらしい。あの規模の歩行者天国というか・・・あんな規模のあんなわけわかんない天国は、世界中どこ探してもない、と思う。少なくとも今まで行った国では見なかったし、洗練度合いは度を超している。
このところ、海外の客が来ていたため東京の観光みどころを意識して考えていたのだが、銀座の週末は観光客にも楽しいと思う。

そんなのはどうでもいいが、もっとどうでもいいはなしかもしれないが、iPodのタッチはすばらしい。なんだかものすごい人でまいったのだが、なんとかサンプルをいじってみることができた。やばい。未来だ。想像はしていたんだが、実際さわっていじってみると、今まで想像していたことが強烈な体験に上書きされてしまった。
これはきもちいい体験であった。ほしい。

最近、ケータイでgmailをチェックしなければならないことや調べ物(路線やら住所やら電話番号やら何かの値段やら名前やら)をしなければならないことが多かったので、あれがあるととても見やすく操作しやすくきもちいいだろう。もっとwifiがあって、PHSなみにどこでもつながるようになれば。それでスカイプが使えるようになったら、iPhoneみたいな電話機能なんていらない。
こどものときから、俺が何歳くらいになったらSFみたいな未来が来るんだろうと思っていたが、だいたい俺が40歳位になったら来るらしいことがわかった。

夜、テレビでドッグヴィルをみる。前に映画館に見に行った。見るのいやだけど、見てしまう。人の心を見透かしたようないやなやつというのは、だれの記憶の中にもいると思うが、監督はそういうやつみたいだなあ・・・と。
そのあと、続けてガスヴァンザントのカートコバーンに捧げたというラストデイズをみる。十三年か十四年くらい前の話だ。もう、そんなにたつ。実はニルヴァーナにそれほど興味がなかった。あの一派の中ではよく売れたグループで、ポップで演奏がうまいくらいの印象。記憶が定かではないが同時期にはダイナソーJrやソニックユースやプライマルやマイブラやらストーンローゼズ(はもうちょっと前か・・?)辺りをよく聴いていた。いや、すでにテクノだったか。同居していた弟がよくグランジものを買って聴いていたので、ニルヴァーナの音はそれほど好きでもないのにアルバムの曲の順番が頭に入っている。二枚だよね?正式なアルバムは。世界はクソだと思っていたのに、自分もクソの一部であることにどうにもいかなくなり、死ぬことにしたのだというのがいままで思っていたそして映画を見たあとの俺のイメージなのだが、実際そうなんだろうか?映画を見てもわかるわけがないし、個人的な知り合いでも、ましてや本人でもないので、何もわからない。

一度眠ったんだが、起きた。のどがかわいたためと、猫が首に乗って苦しかったためだ。どちらかというと、猫が首に乗って苦しかったため、うまく寝付けなくて、それなら眠くなるまで起きていようと思った。

しばらくテレビで夜のニュースを見ていなかったので、この二〜三日テレビでニュースを見てやろうと思い、二〜三日テレビでニュースを見ている。
ニュースの内容や、報道姿勢や、本質的なことでもないのだけれど、あのZEROとかいうやつは、なんか作り物みたいで嫌だ。あ、そうだ、村上隆さんがでてて、ネタの元になったアニメの方に現代美術をフィードバックさせていくみたいなことを語っていた。それはまた分かりやすくていい話だ。どういうことかわからんが、なんか、それはわかりやすく、想像すればなるほど恐ろしい。
というのはどうでもいいが、もっとどうでもいいはなしにもどると、古館はなんかやっぱりレスリングの解説者みたい。それと、基本的に意地の悪いスタンスがいやだ。あつくなっているように見えて実は人ごと、のような顔をしている。となりのおっさんも、「いや、僕には関係ない話なんですけどね」といった風情で貧乏人を哀れんでいるみたいな顔をする。なんか、あの報道ステーションっていうのは、ドリフの雷様のセットのようだ。どっか雲の上から放送してるんじゃなかろうか。どっか、高みの見物ができるようなところから。
クリステルのやつは結構まともな気がするけど、滝川さんは何年やってるんだろうか?あのセットになって数年経つとすると、そうとう首にきているはずである。肩こりひどくなりそうで、みている方がつらい。
だから、いつもNews23になる。まあ、どれでもいいんだが。

NHKをみてたら、以前テレビでみた猿と仲良しの女の子の話をやっていて、見入ってしまう。普通に猿である。ナイスすぎる。お母さんが相当強者であるとみた。

それと、トーマスからメールが来て、申請していた助成金が出ないことになったという。ストックホルムー東京間の飛行機代。ふうー。また増えた。

石山のフランス公演用の映像投影用のシステムを作らなければならないが、手元にMax我ないため作業できず。樋口君の映像を、一台のプロジェクターで床と壁面に投影する、例のプルシャルタ方式。というより、Vanishing points30辻君方式。
それもそうなんだが、もちろん、緊急で対応すべきはアワーブリンクである。もえるよ。ちょうおれ、もえるよ。
といって俺を励ます。

だって悔しいではないか。プルシャルタは日本で100人ほどにしか見せることができなかったのである。もちろん招待客含めてだ。それはいくら何でもちょっと少なすぎないか。客はほぼ親族知人友人である。
そんなものなんだろうか?
それが残念で残念で、悔しくて悔しくて、秋の夜長に眠ることができないのである。

事務所に戻り、いつものようにラップトップを開くが、画面が真っ黒なままだった。なんどか起動し直したり、外部モニターをつなげたりしてみたんだが、黒いままであった。
時計をみるとまだ七時ぐらいであったので、銀座のアップルストアへ持っていくことにした。
なんどか起動し直してもらったり、外部モニターをつなげてもらったりしたのだが、黒いままであったので、ロジックボードを交換することになった。
四日ほど、かかるそうである。
だから、今これは、いぜんかみさんが使っていたiBookから書いている。

夕飯は、なすがだめになりそうだったので、煮た。しそ。さばを焼く。ミョウガと茄子のみそ汁。

そういえば、昨日は、一人やけ酒を飲んだ。なんのやけ酒かはいわない。なんかやけになったのである。やけな気分になりたいから、やけになる理由を見つけようとしたのかもしれない。

NHKでニュールンベルグ裁判でのヘスに関するドキュメンタリーを見る。ディスカバリーチャンネル製。さらにそのあと、CBSドキュメントで家族皆殺しの容疑者だか犯人だかのおとこに関するもの。
ぐらぐらする。あたまが。

くろさんがシドニーであった俺の知り合いの女性というのは、マギーだったようだ。連絡を取り合う。

Facebookというのがどうのこうのとトーマスがいっていたので、アカウントを作ってみた。俺はやってないんだけどな、はやってるらしいぞ。みたいな。で、つくってみたらあれよあれよというまに知り合いに友人になってくださいメールを一斉送信してしまう。そんなつもりはありませんでした。参ったなあ、なんて思っていると、何年も連絡していなかった、連絡する理由も見つからなかった外国人の友人から、連絡が入る。いいね、これ。気にすることが一つ増えてしまった。mixiやらセカンドライフやらスカイプやらichatやらtwitterやら、大変なことだ。
行動パターンやコミュニケーションに関する態度というかスタンスは、大学生だった頃からあまり変わりがないし、かえるつもりもない。閉じるところは閉じて、開くところは開く。その案配は、かえていかなければならないのだろうか。ああいうのやこういうのをどう取り入れながら、その案配を、自分が自分であるための技術をキープしていくのかが、よくわからない。
常にオンラインであるようになるということは、なんだか沖まできちゃったなあ、もどれないなあ、みたいな感じか。

四日ほど、ないのでできないことがいくつかあり、それはそれで仕方ないのでやらない。ご迷惑おかけしま、すか?しませんか。

邂逅

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テレビで、かもめ食堂という映画を見る。ヘルシンキの日本食レストランを舞台にした、なんかゆるい良いドラマ。原作を先に読めば良かったかな・・・。ちょっと、三人ともスター過ぎる。
前に何度かかいているのだが、俺はヘルシンキの空港で、大切な大切なデータ満載のパワーブックを盗まれた。さらに、公演はつらかった。飯はまずかった。いや、楽しめなかったというべきか。遊びに行ったパーティーではそこかしこで酔っぱらいがけんかしていた。土産にかってきた食材は、みんなまずくて食えたもんじゃなかった。いやな思い出しか残っておらん。
しかし、この映画を見て、もう一度、ヘルシンキへ行ってみたくなった。いや、いってみたいとは思わないまでも、いっても良いよくらいな・・・。それほど、ちょっと・・・・だったから。

北朝鮮を韓国の大統領が訪れたらしい。七年ぶりのことだという。
かれらは同じ民族である。
どんな気持ちなんだろう?
ふと立ち止まって考えると、わからないことばかりだ。
分けならわかる。
気持ちがわからない。

今朝、トーマスが帰って、うちの中がさびしくなり、またいつもの二人だけの生活に戻って、外は急に秋らしくなった。

土曜は、トーマスとかみさんと三人で、箱根へ日帰り旅行。黄色いクルマで朝出発し、黄色いクルマで夕飯前には帰ってきた。
天気には恵まれなかったけれど、なかなかそれはそれで良かった。霧が立ちこめる大涌谷でうまい商売だ等と文句を言いながらもちろん黒卵を買い、強羅のまとい荘という消防団員の保養所でなかなかの温泉につかり、富士屋ホテルでお茶呑んで帰ってきただけである。トーマスは、ベリーナイスを繰り返していたので、たぶんほんとにベリーナイスだったんだろう。夕飯は、うちでトーマスの作ったアサリのスパゲッティー。随分張り切って作っていただけあって、うまかった。

日曜、昼間に神楽坂で土産物を買い込んで鳥茶屋でうどんすきを食う。印刷博物館にも行った。夜はみんなをよんでさよならパーティー。すき焼きをつくる。タクミ師匠も参加してくれたんだが、ちょっと緊張しちゃったみたいで、ずーっとゲームやってた。
俺は随分飲み過ぎたようだ。それほどよっていないと思っていたんだが、なぜか終盤になってスパークリングワインを開けた辺りから急に目の前がぐらぐらし出して、ぶっ倒れるとそのまま朝になってしまった。
二日酔いで生きた心地がしないまま、朝七時のスカイライナーにトーマスを乗せるために上野まで同行。

うわーっと何かが目の前で大騒ぎしていて、うわーっ、なんて自分でもいってるうちに、みんな帰って行った。
きがつくと今日は、驚いたことに、前と何も変わらない一日だった。
今回は不思議だ。季節も一緒に変わったせいか、もうはっきりと、急速に、何もなかったかのように、日常。

明日が終わったら、次の仕事に取りかかるつもり。まず11月の例のクソビル。その次はzkmかも。同時進行で中国のやつ。

ところで、今回はなぜか非常に自信喪失している。何に自信喪失なのかわからないが、とても自身喪失感が強いのだ。
あと二日くらいたたないと、本当にこれがどういう感情なのかわからないのだろう。適当にその言葉が思いついたのでいってるけど、自信喪失という言葉ではないのかもしれない。もっと何か他の。

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