ものすごくいたい。
いろいろなことが大変な局面にさしかかっており、じっとしてはいられないのであるが、本当のところは、じっとしていたい。していなければならないのではないか、さもないとこの腰は生涯回復しないのではないか、という不安にさいなまれる。というか、怖い。
椅子に座っているのも2時間が限度である。腰をかばおうとして全身の筋肉総動員の緊張を強いられるわけだが、それが2時間持たない。一瞬でも気をゆるめると激痛が走る。
横になって多少楽な姿勢で休息をとり、多少痛みのひいたところでまた椅子に座る。
どのくらい痛いのかというと、常に笑っていなければ正気が保てないくらい(常に笑っている時点で正気とはおもえないが)痛い。
だから、困ったことも笑いながら書くが、今日は雨である。どうやって事務所まで行くのか。
昨日までは自転車である。自転車?自転車に乗れるくらいなら歩け、と思われるかもしれないが、自転車は意外と楽である。比較的、といった方が正しいか。比較的腰が安定し、前屈みのまま、足首だけのキックでも長距離をそれなりの速度で移動できるのである。もちろん、自転車までたどり着くことと、またがることは、大変な激痛を伴うのであるが・・・・。
しかし本日の天候は雨。この中をこの格好でへこへこ自転車をこいで行くのは、それすなわちインフルエンザ感染である。
残る選択肢はタクシーである。ところが、今、サイフの中に現金がない。
雨がやむのを待っているのである。
さらに、昨日何食ったのかわからんが、腹をこわしている。さっきから十五分に一回ほど、トイレである。
物のできの善し悪しは、結局、体力に左右される。
Led Zeppelin の再結成ライブの模様をYouTubeでみた。すごいことである。
中学終わりごろ、貸しレコード屋で、四枚目を借りて聴いた。鉄道模型と本物の鉄道車両が誰の目にも明らかに違うように、大変価値のある、ディテールまで本物でできた物であることが一聴してわかるのである。こんなところにまでこんな高級素材を使っているんですか・・・、みたいな。見開きのLPジャケットも、まるで皮装の分厚い稀覯本を手に取ったときのような、重量感を感じたのである。(もちろん重さは変わらない)
何を歌っているのか、さっぱりわからないのであるが、もしかしたら、聖書と同じくらいの情報量がこの一枚のアルバムの歌詞にはあるのではないかと思ったのである。
Black Dogをきいていると不思議な気持ちになるのも、Rock & Rollが普通のロックンロールなのにふつうにきこえないのも、たぶんアレイスター・クロウリーの屋敷に住むジミー・ペイジが悪魔と契約を交わして魔法をかけたからであろうと、まるで正気ではないことを、(このアルバムを聴いている時間だけは少なくとも)信じ込んでいたのである。
最近よく聴いている物はArctic Monkeys。そういう、神秘を感じることは、もうなくなってしまった。もちろん、俺が若かったからだ。タダのロックアルバムである。
でも、ただののロックアルバムにあんなわくわくするような日々、あれはあれで、いい思い出である。
あのひびが、こんな歌舞謡曲にうつつを抜かすうつけものをはぐくんでしまったのであるが・・・。


そっか、腰を悪くしているのですね(というかお腹も)。
無理はできないところですね。
どうかお大事に...。