なんか疲れる。「いるだけで疲れるんですよ」と大学の恩師が飲み会でつぶやいていたのを思い出す。
どういうわけでここにいるのか、書いておく。
今年七月、アムステルダムで毎年開かれるコンテンポラリーダンスフェスティバルJULIダンスに、インドのカンパニーとコラボレーションした作品で招待されたんです。そのとき、アーティストラボという企画があって、いろんな国から来た参加者が討論したりプレゼンしたりなんかそういうのに参加した(させられた)。
JULIダンスの新しい試みらしいんだが、そこで出会ったアーティスト同士のコラボレーション(国をまたいだコラボレーションに限るみたい)作品の上演枠が翌年のフェスティバルに確保されているということなので、じゃあ、とシャオクーとプレゼンしたら選ばれて来年やることになったわけです。
そのプランの中に、一回中国いってプロトタイプを上演、って事になっておったので、ユーリダンスに話したら、飛行機代何とかするから逝ってこいということで・・・・、きました。
というわけです。
すいません、説明がうまくいかない。疲れてるみたい。
昨日と今日の日記。
昨日はステファンにたたき起こされる。劇場に十時半といってたのに、十一時まで寝てた(笑)
急いで支度して、十一時五分に劇場入り。早い。なぜなら、劇場の事務所脇のゲストルームに泊まっているからです。
十二時、ご飯。非常に脂っこい、なんというかクックドゥーみたいにうまい中華家庭料理。劇場の中の厨房で、スタッフが作る。毎日12時と18時がご飯タイム。
劇場に住み込みのスタッフが照明吊ったりなんかイロイロしてるあいだ、ステファンとああでもないこうでもないと対応したりして、いつの間にか六時。ご飯。
シャオクーは天津へSEIKOのイベントのダンサーの仕事があって、到着が九時ごろになるという。
なんだか忙しくなりそうだとおもったけど、ちんたら一日中劇場から一歩も出ずに過ごす。
で、九時よりちょっと早めにシャオクー到着。ちょっと一杯やりにいこう、と大山子芸術村へ。直ぐ近くなんだけど。おしゃれなバー(工場跡を改装した有名なバー)でチンタオ三本。
プロジェクターが一つ足りない(ロビーでのスクリーニングのために設置してあるやつは取り外したくないのだそうだ)というので、シャオクーが友達に電話しまくり。直ぐにゲット。持ち主は北京の中心地でミュージックバーをやってるひと。取りに来いというので、急遽黒タクシーをつかまえて、二十年ぶりの北京中心へ。見事に俺の知ってる北京ではなかった。ショック。
同じ黒タクシーでとんぼ返り。疲れてしまって、部屋に戻って一時間ほどコンピュータをいじるも、敗北。ねる。
本日、26日。
十時起床。外へ出て(この辺りは"あの"北京の記憶のままのいい感じの北京)朝飯にヨーティアオを近所でかって、かじりながら少しぶらついて、十時半に劇場へ。
作業はなんだかとろとろしている。俺に任せてくれれば、さくっとやっちゃうんだけどなあ・・・なんて思いながら、親方と若者達の仕事ぶりを眺める。
夕方、何時頃か忘れたけど、なんだかいつのまにかリハーサルに突入。頭からああでもないこうでもないといいながら、やってみる。
映像も音も、うまく絡んでいる。送ってくれたビデオとはちょっと変えたとかいってたが、まあ、ほぼ一緒。少し尺が伸びているようなので、調整。
プロジェクターは檄弱。明日別のを借りられることになったとかいってたので、期待しないで待つ。
六時の劇場夕飯はパスして、シャオクーのボーイフレンドが待つという近所の飯屋へ。初日の夜くったところ。彼も上海のアーティストで、来年シャオクーと一緒にこの芸術村に引っ越してくることになってるという。2年後、俺はすごい有名なアーティストになってるからなと繰り返すおもろい若者。写真家らしい。俺にはすげえたくさんアイデアがあるんだぜ、牛人間を作りたいんだけど日本人の科学者とコラボレーションして・・・・と、牛に俺のDNAが・・・牛と俺が戦う、ストローをけつの穴に入れてハッピーニューイヤーを祝う作品が・・・・とかわけわからんはなしを延々としてた。おもしろいやつ。
九時ごろ部屋に戻ってきて、これを書いていて、もうすぐシャワーでも浴びにいこうか、と。きのうは、シャワー浴び始めたら、直ぐにタンクのお湯がなくなって、水になった。いやだった。ちゃんとチェックしてお湯が十分たまっているときに浴びよう。
近所。
大山子芸術村の工場跡を改装したギャラリー。


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