親知らずは結局いつもの歯医者では抜くことが出来ず大学病院を紹介してもらうことになった。水平に生えている。いままで歯茎で覆われていたのだが、やせて少し露出したところから菌が入り炎症を起こしているらしい。ぶっこぬくには相当がんばらねばならないらしい。気が重い。
あす、とおもったが、あすは高校、大学のときのご学友たちと何年かぶりに飲みに行くのであさってにしようとおもう。
癖のある人物達である。日々下らんことを論争し、暴言を吐きあい、殴り合ったようなお上品なご学友達である。つかれるから、大人になるとああいう強力な個性との接触はなるべく避けて生きたいものだが(笑、お互い様であるが)、ガキの時に学校で出会った仲間というのは避けようもない。十代後半。あのぐらいの年齢の青年は、魑魅魍魎(もちろん自分だってモンスター)が跋扈するタコ部屋にぶっ込まれてぼっこぼこになりながらお互いの違いを毎日毎日考え続けることで、我々のような立派な大人になるんですな(笑)
というわけで、親知らず抜いて腫れたほっぺたをグーで殴られるのはいやなので治療は延期。痛み止めをがっつり飲んで会いに行く。


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