デリーに移動したので、バンガロール後半のことは何もメモしておかないままデリー日記。
今十一日の二十三時。今朝六時十五分にタクシーが迎えに来てバンガロール空港へ。八時四十五分のフライトが九時半に遅れて搭乗。機内であと時時間ほど遅れるというアナウンス。インド人もざわめく。切れる奴続出。おれも一瞬きれかかったがスパイスジェットのお姉さんがものすごく綺麗なので許す。アヌーシャに電話で遅れる旨伝える。結局十一時半にデリー着だったのが三時に到着。三時間半遅れ。へとへとになりながらアヌーシャのうちへ。遅くなってしまったので今夜のリハーサルはキャンセルし、しかたないので早速会議。これは・・・難しいかもなあ。チャレンジングな企画。だってあくまでもバラタナティヤムを貫く作品だから。いわゆるコンテンポラリーダンスではなく、バラタナティヤムの拡張というわけでもなく、とにかく正統のバラタナティヤムのコンテクストの上でバラタナティヤムの歴史に連なるバラタナティヤムを・・・とにかくバラタナティヤムなのである。アヌーシャは一緒にバラタナティヤムのDVDを作ったバラタナティヤムダンサーでリーラサムソンの弟子なんだが彼女にとってはバラタナティヤムは古典ではなくて生きているというのが話を聞いていてよくわかる。まだバラタナティヤムを作っているのである。バラタナティヤムってたくさん書くと疲れる。
アヌーシャママに再会。有名なドキュメンタリー作家なんだがフランクでナイスなおばちゃんである。パパとは初対面。うちの中に人の気配がないので、てっきり家族は留守にしているのかと思ったら、パパは自宅の地下に建築設計事務所を持っていて、ちょっとのぞいたら大量の模型に囲まれて十人くらいの若者と共に働いていた。
おばちゃんはどっかいっちゃったんだが、アヌーシャ弟とパパと雇いのコックが作った飯を食う。飯を食ってウイスキーを飲みながらまたちょっと会議。今日は疲れたのですぐにお開き。
昨日のこと。昼頃、とってもやることがなくて暇なのでアタカラリの新作クロノトピアの仕込みをのぞきに行く。ディプロマダンサー達と茶をしばいたあとランスルーを見せてもらう。うへえ・・・。ちょっと退屈かも。終了後マティアスに捕まりフランス語なまりの英語でこれがいかにつまらない作品かを延々聞かされる(笑)まあ、いろいろいいたいことはあるが、俺にやらせろと思った。もっとましにコントロールできたんではないか。
本番はもう少しましになっていた。まあ、ダンサー達にメリハリがきいていたからだろうけど、音楽もなんだかCDを流しているような感じのつながりで・・・曲のクオリティーは高いんだけど・・。
終了後、クロノトピアグループに混ぜてもらってオンリープレイスででかいステーキを食う。腹一杯になったところでみんなにさよなら。なんだかまたすぐにどこかで会いそうな。別れるときにハグしてたときは少し寂しくなったんだけど、肉食い過ぎたせいか帰りにリキシャではそんな気分は吹き飛んでしまった。人のネットワークにも臨界点があって、ある程度までつながると急にみんながみんな知り合いの知り合いみたいな状況になって一気にネットワークの規模が拡大する場合がある。そうなるといいんだけどなといつも思う。


コメントする