デリー日記2

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二月十二日デリー。
風邪をひいたみたいで鼻の奥がいたいし体もだるい。デリーは寒い。バンガロールのテンションのまましずかなデリーの高級住宅でリラックスしているのも原因だろう。
朝八時半ごろ起きてアヌーシャ弟とママとアヌーシャと朝食。メールをチェックしたあとどこだかわからないが中心の方にあるリーハーサルスタジオへ。アヌーシャと仲間で運営するGATIとかいうダンス関係のオーガニゼーションの事務所兼スタジオ。ワークショップの開催やアーティストインレジデンスやシンポジウムなんかを企画運営しているらしいです。一昨年辺りから頻繁にお知らせメールが届くので随分忙しくしている様子。
十時から午後三時頃までもう一人のダンサーを加えてリハーサル。断片的な動きのアイデアとやりたいことを見せてもらいながら音や映像と一緒にしたときの可能性についてディスカッション。難しいです。バラタナティヤム。音はインド太鼓などのミュージシャンとやるときめているらしい。音とのからみが重要なので俺に基本の構造を考えさせてくれとせがむ。昨日はあえなかったが、ミュージシャンとも話し合う必要有り。
なんと以前東京でパフォーマンスを見てショックを受けたオリッシーダンスの小野さんがヨーロッパから帰国していったんデリーに滞在しているというので連絡を取ってみたら、GATIのすぐそばの友達のうちに居候していることがわかり、スタジオに遊びに来てくれる。アヌーシャと三人で昼食。小野さんはブバネシュワルのうちを引き払ってデリーに引っ越しを考えているらしく、ここでネットワーク作りをしたいというのでいい機会である。
どこかわからないがしゃれたカフェだかレストランでアヌーシャの子供バラタナティヤムクラスが終わるのを待つことに。ところが小野さんが誰か会っておきたい人物はいるかというので交流基金の人に挨拶くらいしか思いつかないというと、電話をかけまくってくれてすぐにアポイントメントを取ってくれる。で、JFへ。バンガロールのことやこっちでの活動について報告と雑談。日本語が話せるのでちょっとしゃべりすぎた。でも行ってよかった。
七時頃、俺はゲーテインスティテュートへ向かう。小野さんは別のミーティングがあるというのでどこかへ。ゲーテインスティテュートではケニーGみたいなへたれラウンジジャスのライブが行われていてビールもないしタバコも吸えないのでオールドデリーに飯を食いに行くことにする。アヌーシャの友達カップルに小野さんも合流。
なんだか迷宮のようなオールドデリーのなかを歩いて適当なレストランに入り、手を洗おうと店の入り口にある洗面台に並んでいるとアヌーシャ達が一人の男性をチラ見しながらこそこそ話しているのでどうしたのかきくと、なんとザキールハッサンその人である。一人で飯食ってる。ザキールハッサンである。Dr. タブラビートサイエンスである。ありえん。この偶然。この人混みの中、この世界の広さの中で、神と会うに等しい奇蹟。
声をかけるにきまっている。しかもノート片手のミーハースタイル。いくぞ、と思った瞬間には小野さんがすでに名刺を渡してる(笑)「すごいファンなんです光栄ですサインください」というと右手でガンガン食事中にもかかわらず「じゃあてをあらってくるね」といって右手を洗いに行ってくれサイン。すごい紳士的な態度である。大物らしく。名前を聞かれたので何をやっているか少々説明させていただく。飯中にもかかわらず。申し訳ない。
我々も飯が終わって、では帰りますと挨拶をしにいくと、知り合い達も加わって食事中。で、ちゃんと名前と職業を覚えてくれていたんですよ。皆さんに俺が誰でどういう事をやっているのかザキールが説明して紹介してくれるという光栄。興奮。
まあ、そういう奇蹟の夜でした。
後でサインを確認したら「matsuo sama」と様呼ばわりで書いてくれていた(笑)ちゃんと会話中には「さん」だったから、知ってて丁寧に書いたんだな。

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コメント(2)

アヌーシャさんによろしくお伝え下さい!!!

ああ、元気でしたよ。結局、アヌーシャにはあえたんだっけ?

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このページは、matsuoが2009年2月13日 17:16に書いたブログ記事です。

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