またうちの老黒猫が布団に放尿なされたので、風呂桶につっこみ、洗う。一苦労。
あらいながら、三四郎を読み始めたらはまる。のっけから、あなたってよっぽど度胸のないお方ですね、とか。ストレイシープ、ストレイシープ。美禰子かわいいよ、美禰子。三部作の中では三四郎がいちばん好きかな・・・。オヤジになってからまた読むと、いいわ。この時代の日本の描写を読むと、なんだか現在のインドの情景に似ているような感じがするからおもしろい。
まったく、日本近代文学、すげえ。たぶん、世界中の志高い人々にとっての宝の山。インドでも是非漱石が読まれてほしい。あ、それより前に、もう日本でも読まれなくなっているのか(笑)同僚の若い衆もあまり興味がないらしい。残念無念。でも、もし俺に年頃の娘がいたら、漱石を一冊も読んだことのない男の嫁には、絶対やらない。
三四郎読みながら坂本龍一の新作を繰り返しきく。いいわ。なんか後半enoのon landみたいだけど。enoといえば、u2の新作も繰り返し聞いてたらものすごくいい。ものすごく。高橋幸宏の新作もでるらしいが、なんだかたぶんいつものように流行を表層的にとらえた音のような気がするのでたぶん買わない。女性的っていっちゃあ女性的。編集方法としてはとても古来からの日本的な感性なのかもしれないですね。あんまり気にしたことないのでしらんけど。
歳取って、もうすぐ死ぬのかなと思い始めると、もうね、ある高みに達しているものだけにぶち当たりたい。本とか録音芸術とかお手軽なものにしか手をつけてないけど、ライブとか舞台とか展覧会とかわざわざ行ってみなければいけないものに関してはなおさらである。もちろん、自分のことは棚に上げていっている。
出不精に貧乏も重なりあんまり出かけなくなっているんだが。


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