見た目がプレデターなブルキナファソ出身のミュージシャンと話していたら、何を言ってもWhat?What?ワッ?ワッ?とけんか腰で聞き返してくるので、なんだこいつこえー・・・と思ったんだが、どうもそのワ?はフランス語のOuiがなまったものかもしくは相づちのみは現地語でしているのかとおもいあたり、少しほっとしておかしくなったことがある。
と、なんだかふと思い出した。
自分の日常の生活という点に於いて、なにも後悔やひがみなどは持ち合わせないのであるが、してきた仕事の内容となると後を振り返ってその中身のなさに愕然とし茫漠とした心持ちになる。比べてよい仕事が出来るようになるわけの物ではないが能力の欠如と人物の劣等をくやむ。
チューリップが咲いた。去年咲かなかったレンゲにつぼみが付いている。冬には何も植わっていないように土だけになってベランダの片隅に追いやられていたスズランの鉢が主役級に返り咲いた。
ロイがごはんをあまり食わない。あまりにたべないので心配である。以前はよく食べていたカリカリやら缶詰を出してやってもあまり興味がなさそうである。食欲が出ないとこまる。やせると筋肉が落ち、落ちた筋肉分解が腎臓の負担になるのだという。
一見、元気なようにみえるが、相当量の毒素が体から排出されずに残ってしまっていると思うので、きっと具合は悪いはずだ。
なでたり抱いたりしてなおるものなら、いくらでもなでたり抱いたりし続ける。
猫の横で彼と目線を同じ高さにして一緒にお椀をのぞき込みながら途方に暮れる。
漱石が俺と同じ歳の頃に、何を書いていたのか気になって調べたら、教職をやめて朝日新聞にはいり虞美人草の連載をしていた。
生年が1867年なので、ほぼ一世紀、歳がちがうことになる。


コメントする