デリー十三日目

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本番の日。
おそくまで改訂作業をしていたのですごく眠いし、おまけに緊張しているのか朝飯も昼飯もあまりのどを通らなかった・・・と繊細ぶりたいが普通に普通の二倍くらい食らう。

午前中、あまりにショッキングな知らせが届き、あわててバンガロールのアタカラリへ電話。ジャイが膝を怪我して一月くらい歩くことも出来ないのだという・・・。なんとか実現する方向で策を練るが、結局韓国公演中止。腑に落ちんがしかたがない。

現場へ二時半に到着してプロジェクターの調整をやり直し。いろいろ細かくもうちょっと右へとか左へとかズームしてレンズシフトしてとか・・・、イライラしてきたので俺に登らせてくれ、とお願いしてぐらんぐらん揺れて今にも崩壊しそうな竹の脚立に登る。高所恐怖症であるが、ここはひとがんばりするしかない。

本番前に初めてのランスルー、が出来るかと思ったら途中で二三度とめる。トランジションのタイミングの練習不足である。

観客は百五十くらいは入ったか、交流基金の方も見に来てくれた。おかげさまです。
全般的に評判は良いらしい。「意味」がわからないあれはどういう「意味」があるのかとしきりにいう人とか、ダンスや舞台の技術についてばかり話す人。この作品は、俺の心づもり的には、バラタナティヤムの技術の独自解釈とプロジェクションを含む舞台技術の独自解釈に基づいた「ねらい」とか「モチーフ」みたいなものはあってそれによって「このさくひんならでは」の知覚体験、というか悦楽体験というか・・・みたいな物を作ろうとはしているんだが、「意味」というか、人生におけるシーンを叙情的に再現したり、そこから観客がある教訓なり知恵なりをえられるようにメッセージを込めているわけではない。「どうしてかわからないがなんかエキサイティングである」という体験があっても良い。
本番のできはどうあれ、いい作品になるポテンシャルはあると思います。

終演後、アヌーシャの両親と弟、ダンサー達とインターナショナルセンターというなにやら妙なところのレストランで食事会。くう。なんか無性に腹が減ってむちゃくちゃ食う。むちゃくちゃキングフィッシャーも飲む。大瓶三本くらい飲む。
よる、クソ暑くてあまり眠れなかった。

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このページは、matsuoが2009年9月25日 14:50に書いたブログ記事です。

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