インドから帰国してからしばらく精神に異常を来しており、文字数にすると140文字以上の思考が続かないので、日々の記録ができなかった。
重要度の高い出来事ほど、かく気力がないのでとりあえず、重要度の高いできごとをのぞく、思いつく些末なことをメモ。
今朝は、食パンにチョコレートバターを塗った。
森鴎外の「かのように」をよんだ。バラナシでみた神話と現実が未分化な妙な混沌のことを考えていたからである。
大学生になって初めて書いた小論文が「かのように」についての文章だったことを思い出した。当時、天皇崩御Xデーがいつ来るのかと、世間はちょっと異様な雰囲気だったおぼえがある。
体重が六十四キロになった。十年前比で十キロ増である。来年のルクセンブルク企画ではなぜかダンサー復帰が契約書に明記されておるのでwとりあえず五キロ減をめざす。
「ミスト」という変なパニック映画?を観た。スティーブンキング原作。なんかすごいことになっていた。ラストはたしかにショッキングだった。ええー??!やめてよそんなおわりかた・・・と思わずつぶやいた。深い映画ではないと思うが、深く考えさせられる映画だった。
それから「愛のめぐりあい」とかいうアントニオーニの映画も観た。あまり記憶に残っていないが、ソフィーマルソーがでてると思わなくて、昔つきあってた女性に街でばったり会っちゃった時みたいでどきっとしたw
先週の週末だったか、バラナシから帰ってきてまだ頭がぼうっとしているとき、立花隆が自分のガンについて考える番組をみた。最後の立花氏の言葉が印象に残った。
「死を前にじたばたしない。すべての人間は死ぬ力がある。死ぬまで生きられる。全ての人がなんとか折り合いをつけて死ぬまで生きる。」
みたいなこと。
一つの救済であると思った。
そんなつらい状況になったら俺は耐えられるんだろうか、そんな力があるのか?いや、たぶんそーなったらそーなったでそれでも「死ぬまでは」生きるだろうという、なんてことはない普通の事。
バラナシでただただじっとだまって目だけをぎょろぎょろさせて死を待つ人たちの事を考えていた。
まだちょっと折り合いがつかない。
坂の上の雲も、不在中の回は運良く再放送が見れて一つも見逃していない。なんか、音楽がやっぱり・・・あれのおかげで、それのおかげだけかどうかわからんが、みんな朝の連続テレビ小説みたいな底が浅い生活臭のないドタバタ人情ドラマになってしまう。喜怒哀楽の四つでばったばったとリアルな世界を無神経にぶった切っているみたいだ。歴史を映像で物語るっつうある意味無神経でなければ出来ない暴挙に加えて、さらにそこから陰までぶっこ抜いてしまうなんて。と感じながら本木氏の神話的な立ち姿を観る。実際は、汗と涙のにおいだけじゃなくて、クソと血と飯のにおいがしていたはずである。あの音楽は便所においてあるサワデーみたいだ。
そういえば、本木さんもバラナシに行っておくりびとの映画化を発案したんだよな。


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