2010年3月アーカイブ

こう、なんていうか、規則的な生活送るって言うのか、メリハリのある生活を心がけるって言うのか、そういうのをしっかりしないと限られた時間がどばどばダダ漏れていく。時間だけでなく思考が液状化して建設的な思考が出来なくなる。
ここはwifi天国なので街中のどこにいてもtwitterやらUSTのようなライブメディアを見ることが出来てしまうので、日本との隔絶感がちょっとまえ(ほんの数ヶ月前くらいからだと思う)とはじぇんじぇんちがうのである。そういうメディアとのつきあいになれていないというか、つきあい方を心に決めておらんので、こいつらがじわじわと俺の生活を勝手に浸食してくるのである。ルクセンブルクの谷底まで。

今日から月曜であり、リハーサルが再開される。週末は基本的に休みと言ってもこれが最初で最後の週末である。なぜなら本番直前は週末返上で働くことになっているからである。個人的に。

土曜日、世界遺産に引きこもっていた。結局の所、何も出来ていないのである。新しいアイデアもないのである。身体論に関しても十年ほどぶっちゃけワンアイデアwでやってきたし、テクノロジー的にも技術革新といえるほどの進歩はしていない。これでは買い手がいなくなる。どこにも剰余価値は生まれない。こまった・・・などということを改めておもい、ふて寝したりインターネッツでウェブサーフィンしたりやっぱり仕事したりしていた。

日曜日、ルクセンブルクまで来て不健康な生活はよくない、とおもい朝から散歩に出かける。小雨降る中、谷底をオザワさんコメントにあったゴルフ場とは反対の街の中心の方へ向かい、ラジバンのうちのある住宅街の方をまわって、うちの目の前にある世界遺産ボックの砲台を見にいってみた。この砲台、というか城砦の中は蟻の巣のように狭い通路が張り巡らされていて歩き回るのにやたら疲れるし迷う。狭い螺旋階段を何度も何度も上り下りしてたどり着くところは結局ちっこい銃眼で、まあそこからの眺めは良いが、そんなもんである。眺めがいいっつうことは、この城砦を乗り越えようと攻めてくる敵の方々をたこなぐりである。イメージは弾幕系のシューティングゲームである。北のジブラルタルと言われているらしい。
しかし、中国人の団体観光客が多い。あとロシア人。彼らに共通なのは(俺が観察する限りだと)記念撮影が好きなことだ。何か対象物を背景に必ずポーズをとる。両親の若い頃のアルバムでよく見かけるような・・・。「風景」に関する感じ方の決定的な違いを感じる。
あと、ちかくのTABACに水買いに行ったら、オーナーのおばちゃんがいかにもアメリカ人の若い観光客の団体に怒りちらしてた。つたない英語で超disってた。「なんかもんくあるならあんたらの言葉でなくあたしらの言葉でいいなさい!おいおまえ、なにへらへらわらってやがる!そのへらへら笑いやめないと、なにも売ってやらないからね!でてけ!」みたいな。で、結局、二時間も散歩した。

夜は、ラジバンのうちにみんなで集合。ラジバン一家、トーマスとユウコさんのカップルとトーマスの友達でちょうどアルゼンチンからヨーロッパ旅行に来ているというペルー人のクレイア。ユウコさんがお好み焼きを焼いてくれた。おたふくないからケチャップとマヨネーズを混ぜてソース代わりに。見た目はおいといて味はちゃんとお好み焼きだった。酔っぱらったトーマスはスペイン語なまりのマシンガントークである。何言いたいのかわからんがとにかくおもしろい。だれかに似てるんだよなあ・・・


洞窟の写真はこんなのしかないや、くらくて。

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今は大砲の先には現代美術館mudamがあります。水曜日、リハおわったらいってみよう。

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一年くらい前かららしいんですが、貸し自転車スタンドが町中にあります。なんと一年間のパスが15ユーロだそうです。適当に自分ちにもってっちゃってもあとでどこかのスタンドに返せば良いよって言う感じらしいです。

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で、これがどこでもwifiを実現しているhotcityのアンテナ。

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いろいろ、ヨーロッパらしい社会実験やってるようです。やっぱね、東京はでかすぎるんだな。区だな、区がんがれ。

気がついてみると今日で一週間たつ。ところが収穫というか手応えというかそういう物がまだつかめない。
だいたい、なんとなくベーシックなアイデアは決まってきたけれど・・・・。まあ、なんとかなる。できることは何とかするからあとは何とかしてくれ。

もうどんどん日々の出来事を忘れていくので、覚えちゃいない。
以前書いたインド日記みたいに逐一行動を記録して感想を添える気力もない。
幸い町中wifi天国なので、ツイッターで報告できる。しかしTLからどんどん流れていくし、あとでよんだら何が何だかわからんようなつぶやきだから、記録として成立するかわからん。

とりあえずさかのぼって思い出しておく。
明け方四時頃、むちゃくちゃ寝苦しくて目が覚めてしまい、吐き気をもよおしてトイレへ駆け込む。大量の液体を吐く。こんなに液体を呑んだのはいつだっけ?とおもいだしてみると劇場のバーで一杯二ユーロビール(たしかbattinとか書いてあった)を三杯呑んで以来、水分はとっていないはずである。昨夜の夕飯は抜いたのである。どういう了見なのだろうか?
昨夜はリハーサルが六時頃終わり、トーマスとユウコさんとバーで二ユーロビールを飲む。シュガーケインというグループのライブがあるようで、かれらのサウンドチェック&リハーサルを見ながら。七時半頃まで。
外で食うとちょっとした食堂でもへいきで二十ユーロ越え(2500円)するので、自炊をすることにする。幸い、部屋にはコンロがあるし、いくつか食器も揃っている。ということで、スーパーマーケットに肉とパンを買いに行く。
ところが、部屋に戻って塩と胡椒がないことに気がついた。ちかくのTABAC、といっても急な坂をヒーヒー行って登らなければいけないんだが、あそこまだやってるかな・・・と不安になりながらもいってみると閉まっていた。
しかたがないのでスーパーを求めて放浪の旅を続けること一時間。犬の糞をがっつりふんだにもかかわらずスーパーもTABACも見つからない。つうか、金曜の夜なのに、パブ以外全店閉店である。ちょうど店じまい中のしゃれおつブティックのお姉さんが、世界一の働き者に見えた。
結局、さっきの駅前のスーパーまで来てしまう。
オリーブオイルと塩胡椒を素手でホールドして花金のルクセンブルクを闊歩。街ゆく酔っぱらった若人どもにチラ見されながらも気合いで帰宅した。ところが腹が全く減らない。たぶんこのときすでに具合が悪かったのだろう。で、ものすごい眠気に襲われ、十一時には就寝。

おととい、午前中は読書にインターネッツにパフォーマンス計画。午後からリハーサル。五時半に俺だけ抜けて(プログラム的な作業があるからと言って、三月中は早めに抜けさせてもらっている。皆さんは七時まで)帰宅。そういえばうちの周りの世界遺産全然見てないと思ったので、ちょっと近所を散歩。果たして、確かに、世界遺産丸出しであった。妙にすかしてワインの話をするようなしゃれおつな方々だったらすてきなうんちくなど述べられるんでしょうが、あいにく・・・勉強しなおします。
この日、夕食はアルム広場っていう観光地っぽい広場のちかくの肉レストランでタルタルステーキ20ユーロ。一人飯。となりですっごい巨漢のビジネスマンふたりが、生焼けの豚だか牛だかにそいつの随を塗ったくって食っているのがすっごいきになる。俺もそれにすればよかった・・・とミンチにした生肉をビールで流し込みながら思う。
しかし、このヨーロッパの人たちの肉の調理方法は、非常にえげつないと常々思っていた。もし俺が食われるとしたら、百歩譲って食われるのはよしとして、しかしこんな風にして食われたくないと思う。肉をミンチにして洗った腸に詰めて干される。自分の生焼け肉に自分の大腿骨からとった随を塗ったくって食われる。肉に穴を開けて草を突っ込まれて面白い感じにしたあとオーブンでじっくり焼かれる。内臓を引っ張り出され空っぽになったハラに草とか根っことかいろいろぶっ込まれたあげくくるくる回して焼かれる、等。で、だいたいが食いきれないほどの量を一皿に盛る。
一月に一度くらい、大事そうに生のマグロの切り身を一切れずつ取り分けてわさびと醤油をちょっとだけつけていただき海の幸に感謝する俺は、なんて謙虚なんだろうw

その前の日は、わすれた。ラジバンと夕飯食いに行ったかな。ピッツェリアでボロネーゼ食った。食いきれない量出てきた。わるくなかったが、俺の方がたぶんうまく作る。残した。そのあと近所のパブで一杯。ラジバンの友達がいて、一杯おごってくれた。

さて、きょうはリハーサルがない。いわゆるOFFであるが、おれはOFFではない。引きこもって昨日まででだいたい出そろったベーシックなアイデアを実現するために、パッチを作る。ラジバンも小屋にセットアップした変な機材(自転車とか変な民族楽器とか)で作曲をすると言っていた。
しかーし。MAXを開いて途方に暮れた。使い方覚えてないw いつものことだが、思い出すまで時間がかかる。でも自分の知ってることまで思いだしただけでは、いま考えてることは実現できないんだな・・・・さらにそこからが出来るか出来ないか・・・・茫洋。

近所でみかけた砲台。

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到着した二十日夜、二十一日夜はle chatletとかいう小さなホテルに泊まる。二十二日の夜からはle CCRNとかいうなにやら世界遺産のど真ん中に位置する、こういうのなんていうの?アーティストインレジデンス?っていうの?ルクセンブルクに滞在して制作活動する人のための宿泊施設に移る。
さすが町並み全部が世界遺産の街だけあって、どこ見渡してもヨーロッパ丸出しである。重い扉を押して玄関から出ると、目の前にはローマ帝国時代につくられたとかいう断崖絶壁の砦がそびえているし、至る所に石造りのアーチ橋が巨大なものから小さなものまで数百年前からここにありますがなにか?みたいな風情でかかっている。

ルクセンブルクは小さな街である。どのくらい小さいかというと、十五分も歩けば端から端までいけてしまう。チャリンコだったら端から端まで三分である。ママチャリで。濱中さんのチャリンコだったら、たぶん一分三十秒である。
そして驚くべき事に、町中どこにいても、ローマ時代の城砦にいても、川のほとりを歩いていても、wifiがつながるのである。HOTCITYとかいう会社のサービスなのだがすばらしい。三十日14ユーロというアカウントを購入。iPhoneもっていると、非常に便利・・・、っていうか楽しい。まあ本来3Gが国際ローミングとかいうのなしでつかえれば全く問題ないんだが。

まあ、とにかく豊かな(豊かそうに見える)国である。一人あたりのGDPが世界一とかいう話を聞いたが、まあ納得する。

ところで、私は何をしにはるばる極東から来ているのか。
ルクセンブルク在住の音楽家ラジバンと振付家・ダンサーのエマニュエラからここで子供達のためのパフォーマンス作品をトラフォとかいう劇場に依頼されたので一緒にやってくれないかとの誘いをうけたからである。日頃から、イヤ日頃じゃないたまーにCMprocessとかいってゲーム的なというかジェネラティブな方法論でパフォーマンスを制作するみたいなことをやっているので、まあなんかつかえるとおもってくれたんでしょう。
子供達のための、といっても、お遊戯みたいなものではない。メインのターゲットは子供達であるけれど、まあ、わかりやすいおとぎ話みたいなものを見せるんではなくて、舞台でなにやら楽しそうなことが行われているがそれがどういう仕組みでどういう設定において行われているのか、そういうことを想像しながらみてほしいと。自分の体を使ってやってみたいと思わせたい。まあ、そういう装置を作れれば良いんだが・・・
ダンサーの一人に、といっても出演者は五人しかいないんだが、ユウコさん(まだ漢字も知らないw)という日本人の舞踏ダンサーがいた。ルクセンブルクでブトーやっててこんどルクセンブルク代表として上海でブトー踊ってくるとかいってた。わけわからんw。で、彼女のボーイフレンドとかいうのがまたわけわかんないペルー人でミュージシャンである。なんか、たたずまいが似たやつが日本にいたなあ・・・ちょっと落ち着きなくて、よく一人で冗談言って一人でウケてる感じの。とりあえずインドからパーカッショニストが来るまで、リハーサルに参加して音を出している。仕事しなくて良いのかな?これが仕事か・・・。でもリハだけだし・・・。

本番は四月十六日から二十二日までだそうである。おわったらすぐ帰る。ひとつきもメーヤウのカレーを食わないなんて事はあり得ないからである。
本当のところ、いろいろわがままを言ってここに来させていただいた。
各方面のお世話になっている方々にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。

リハーサルだが、もう劇場に入って、実際の舞台を使って始めている。もう四日目?
しかし、まあ、すすまん。まだまだ、様子見ながら・・・である。なんとかする。

そういえば八日、オウテカがリハーサルしている劇場のバーっつうかライブハウスっていうか・・・でライブするらしい。ポスターを見ているとなんかいろいろ知った名前が過去にもやっているようである。lali punaも六月にやるらしい。

とか、こんなかんじです。

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着いたばかりで、ルクセンブルクでの活動について報告することはありません。

静かな街です。もっと寒いかと思っていたら東京と同じくらい。一週間前まではマイナス10度なんて日もあったよ、とラジバンがいってました。またこれから寒くなるよ、ともいってた。

どうやって此処にたどり着いたかのメモ。
朝九時半におきて十時五十分頃社交ダンスの男女関係に悩むタクシーで上野へ行き、窓口の手違いで一つあとの便のチケットが発行されたスカイライナーに乗って成田へ行き、スカイチームのマイレージをためていたコンチネンタルがユナイテッドに吸収合併されたらしくスターアライアンスに変わっていたためマイレージが加算されなかったKLMでアムステルダムスキポール空港へ行き(AIRFRANCE-KLMのカードを新規でつくってそこにためる事にする)、一時間ほどまってルクセンブルク行きの便に乗り四十分ほどで到着。すっごく閑散とした空港。
マネージメントしているマリネラと、音楽家のラジバンが迎えに来てくれる。
なにやら大きな病院とか大学が近くにあるあたりのホテルに二泊して別のアパートに移ることになるらしい。
マリネラがルクセンブルクのワイン数本とフルーツ盛りをくれる。
呑んだ。
疲れてへとへとである。時差のせいだと思う。
あしたから、とっても(おれなりに)がんばるつもりなので、もうねたい。ねる。
明日は十時四十五分くらいにマリネラが迎えに来てくれるらしいよ。

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三月ももう半ばで困る。
半ヶ月前に書いたきり、しかもなんの記録でもないので、少々記憶能力に不自由がある俺の脳は、今年になってからのことなんにも思い出してくれない。リアルに。
ツイッターも頻繁につぶやくわけではないのでそっち方面のせいでこっちを書かなくなっているわけでもなく、とっても忙しく、その忙しい理由も社外秘で書くわけにもいかんのだから、仕方ないではないか。仕事にかまけてにっちもさっちもいかんのである。
忙しいといってもホントに忙しいわけでなく、じつは働いてると働かない時間が働かない時期よりも少ないことですっごく忙しく感じてしまうのであるけれど。
ほんとうにいそがしい、働く日本のお父さんを何人も知っているが、よくあれで体や精神が壊れない物だと感心する。
おれならば、即座に逆噴射である。

ああ、そういえば、パンクーリが、たしか一日から四日までうちにいました。とてもかしこい、良い子でした。

瀬田家の送別会に行きました。すっごくのんでひっどいことになった。

あとなんだっけ・・・・
きょうはラクーアっつうかユニクロいってスウェットパンツかってきた。寝間着兼リハーサル用。

あした、猫が二匹うちにやってくる。ロイがいなくなってから半年以上たつか・・・
今日、いつも買いに行ってた薬局の猫のえさコーナー前に半年ぶりに立って、何かっていいのかわかんなくて途方に暮れてたら、すこし泣いた。
あしたからまた猫の飼い主に戻ります。

ボブディラン先生が東京に来るらしいが残念ながら見に行けない。ああ、今年は花見も出来ない。
一週間後にはルクセンブルクにいきます。やばい。なんも出来てない。なんも決まってない。気合いだな。気合いかあ・・・でるかな。
ルクセンブルクは街全部世界遺産らしいよ。向こうでは毎日の出来事を逐一報告するつもりだぜ。

でも、なんかツイッターとかユーストリームとか、すっごいインターネッツが急にもりあがってきた(みたいにかんじる)ので、どっかでなにかが臨界点超えた感があっておもしろい。
そういう環境の中で外国に行く時に感じる気分と、十年前に外国にいったときの感じを比べると、すっごいおかしいくらいにちがってびっくりします。

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